森の近くに住んでいるもねちゃん。
ある日『秘密の宝物あります。見に来ていいよ』というお手紙を紙飛行機にして森へ飛ばすと、きつねの子がやって来ました。
「あたし、宝物見に来たよ」
もねちゃんはきつねの子に、秘密の宝物を披露するのですが…?
もねちゃんの宝物は自慢したくなるのがわかるほど夢いっぱいで、どれも素敵な物ばかり。
でも、見せびらかすだけじゃないところがもねちゃんのいいところ。
怖がって泣き出してしまったきつねの子に、「わたしは違うの見つけるから」とプレゼントしてあげたところでは胸があたたかくなりました。
私も小さい頃、綺麗な箱の中に可愛い消しゴムや匂い玉、お気に入りのメモ帳やペンなどを集めて、大事にしまいこんでいたことを懐かしく思い出しました。
我が娘も、そんな『宝物』を持っているかも?
今度聞いてみようかな。