2歳11ヶ月の息子に読んでやりました。もねちゃんは宝物をたくさん持っていて、それを見せてあげるというお話です。
でも、大人の目でみるともねちゃんの宝物って本当にそんなことができるのかな?と思うものばかり。もねちゃんは一生懸命説明しているけれど、どうみても普通のものばかりです。でも、きっとそれってもねちゃんがそう信じていれば、そういうふうに見えて、宝物になっちゃうのかもしれないなーとも思いました。案外、それを持っているだけで、安心できるとか特別と思えるそういう気持ちが大切なのかもしれませんね。なので、息子にもそんな種明かしはせずに、きっと特別なものなんだよーと読んでやりました。息子も特別なものとして映ったようで、ほしいねーを連発。これが夢の始まりなのかもしれません。
むしろ、そうやってあるひとつのものを様々な視点でみる力を養っているのかもしれません。そういう意味では、おもしろくてオススメの本ですよ。
なお余談ですが、この本の表紙をみて、となりのトトロにでてくる「メイちゃん」に似ていると思ったらしく、「メイちゃん」を連発。確かに似ていますよー。