ぼくのふでばこの中の、不思議な生き物キルル。
昔、おじいちゃんが連れてきたキルル。
おじいちゃんはキルルのことを忘れてしまったけど、ぼくはキルルとたくさん思い出を作りました。
やがてキルルとの別れのときが来ますが、50年先、100年先に思いを巡らせたくなる物語の終わりでした。
小学2年生に読み聞かせをしました。読み終えて子どもたちに、キルルにもう一度会いたい子は呼んでみようか!というと、『キルルーーッ!!!』って、クラス全員の大合唱になりました。反抗期に入っていたり、やんちゃな暴れん坊がいたりもする2年生がみんなキルルに夢中になっていたんですね。
裏表紙のかわいいキルルに会わせてあげましたよ♪
ちょっと切ないところもありましたが、夢があふれてすてきな一冊でした。