静かな森に、葉っぱが一枚落ちていました。
ちょうど、手の平のような形。
ねずみが通りかかります。そっと手をあててみると…
次から次に、いろいろな動物たちがやってきて、手の平をあててみます。
秋の森に落ちた一枚の葉っぱをめぐり、色んな動物たちの大きさくらべ。動物たちの大きさを改めて確かめることができます。
また、秋の森の様子、画面のあちこちにある草木に秋を思い切り満喫できます。
動物たちも優しく描かれ、読みながら、心が和んできます。さて、この葉っぱは誰の手にちょうど合うのでしょうか?
【事務局注:このレビューは、「もりのてぶくろ」ちいさなかがくのとも 2004年11月号 に寄せられたものです。】