あきやまさんの作品も、ホントはずれがありませんねー。すっごく面白かったです。主人公のこうたろう君は夜、なかなか寝つけません。それで、ブタを数え始めたのですが、ブタが290匹になると、柵のなかがいっぱいになって、ブタが「ぶーぶー」うるさくって眠れません。(普通、寝るためにブタを数える時、柵のなかに入れたりしませんよね?それをしちゃうとこが面白い!)それで、今度はお母さんを数えますが、お母さんも101人で柵のなかがいっぱいになってしまって、柵のなかでコーラスなんかはじめるモンですから、やっぱりうるさくって眠れません。(この発想が奇抜で面白いでしょ?)最後にこうたろう君は怪獣を数えます。
この怪獣、足が長いせいか、トーテム(ン)ポールに見えるんですよ。顔も個性的で素敵!
この怪獣も75匹で柵のなかがいっぱいになってしまって…。頭のなかがワイワイガヤガヤうるさくなってしまったこうたろう君は、とうとう叫びます「はやくねてよ!」そして疲れきって、やっと眠れる。というお話です。とっても面白いので、(ストーリーもイラストも!)ぜひ読んでみてください。