どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)
これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!
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いつも思うのですが、作者:片山健さんの絵は本当に独特で、一度でも絵本を読んだ ことのある人は、作者名を隠されても、次からは一発で分るというほどだと思います。 この『コッコさんのかかし』では、特に油絵で描かれているようで、とても力強さが 感じられ、是非、オリジナルの原画を見てみたいです。 コッコさん達が作った“かかし”を通じて、畑の四季(冬は除く)の移り変わりが 描かれています。畑の作物はとても小さく描かれていても、はっきりと読者には、 あ、これはネギぼうだ! とか、なすだ! トマト!と分る絵がすごいなぁと思います。 また、表紙をめくった次の見開きのページの無数の鳥の影が、かかしの仕事を象徴して いる感じで面白いです。 台風にも負けずに仕事を全うする、かかし。かかし、強し! この頃はあまり見かけられなくなったのがとても残念です。
投稿日:2011/08/15
片山健さんのコッコさんシリーズが大好きで、いつも気に入って読んでいるのですが、これだけはちょっと違う印象でした。 サイズも違いますし、絵の印象がいつもより暗いといいますか・・・。 なんだか読んでいて暗い気持ちになってしまいました。 なぜなのかはわかりませんけれど。 他のものがよいだけに残念です。
投稿日:2016/03/19
“コッコさんシリーズ”が大好きです。 表紙絵を見ただけで、あったかい気持ちになります。 家族でワイワイ案山子作りをしています。 お母さんは、案山子を立てることを許諾してくれる農家の方とお話中かしら? 子どもたちの思いつきに乗って参加してくれる両親が良いですねぇ〜。 それにしてもユニークな案山子ですよ。 海賊の船長のさんのよう。 望遠鏡片手で、もう一方の手は鉤型。 片目は眼帯。 もうこれから、稲穂の海原へ航海に出るみたい。 自分で立てた案山子がどうしているか、気になるのも解りますね。 ある日、台風が来て、・・・。 私も心配になりました。 農家の人も優しい方でした。 案山子君を上手に移動し、新しい帽子に、風呂敷マント・眼帯の取れた方の目も入っています。 片山先生の迫力のある素晴らしい絵。 おかぼ(陸稲)が実っていく姿、野菜畑のたわわな実りの様子。 各見開き、手前から奥へと目を移動していくとそのリアルさに圧倒されます。 コッコさんは、来年も作っちゃいそうですね。 見返しも、洒落のきいた見事なアクセントになっています。
投稿日:2010/10/07
コッコさんは、田舎に住んでいたのですね。意外です。 それにしても、”かかしをつくる”とは、なかなか思いつきませんね。 この絵本は、”かがくのほん”的要素のたくさん詰まった絵本です。春から、秋にかけての畑の風景を、案山子を通して描いています。 案山子の、格好が「いかにもコッコさん絵本」という感じです。
投稿日:2006/08/12
コッコさん達が近くにある畑のためにかかしをつくったお話し。かかしの表情がとってもいいですね。3歳の娘はページをめくるたびにかかしの様子、畑の様子がかわっていくので 大笑いしたり 喜んだり・・・。途中に台風がくるんです。それでも がんばったかかしに「がんばったね」といいたいです。かかしの服装がはじめと最後とで違うので娘は「ちがうね〜」と気づいていました。
投稿日:2003/11/01
絵の具で描かれた重厚なかかしの存在感と力強さが印象的な絵本です。コッコさんがお父さんとお兄ちゃんと3人で作ったかかしだけに、その愛着心が微笑ましくも感じられました。 陸稲の成長で見えなくなってしまったかかし、台風の強風や雨風に耐え続けたかかしですが、収穫が終ってもしっかりと立っているところに感動してしまいました。
投稿日:2023/11/04
コッコさんのかかしへの強い想いが描かれた一冊です。 家族でかかしを作ることがすごいです。 畑で種まきがされてから、稲刈りまでずっと、みはりをしてくれたかかし。 そして、それを見守るコッコさん。 この強い想いは、自分で作ったかかしだからこそですね。 他のコッコさんとはひと味違う作品でしたが、わたしはこれはこれで面白かったです。
投稿日:2021/02/16
わたしが古本屋さんで手に入れたものは「かがくのとも かかし」です。そのタイトルでは見つけられませんでしたので、こちらに書き込みます。 1988年5月号は表紙がちがいます。このサイトで紹介されているさいごのページはよく似ていますが、すこし違うところがあるのと文章は異なっているようです。 何よりコッコさんではなく「きくちゃん」という女の子がおとうさんとおにいちゃんとかかしを作るお話しです。たぶん内容はほとんど同じでしょう。コッコさんシリーズで少しかき直されたのでしょうか。 折り込みふろくに片山さんの文章が載っています。子どもと一緒にかかしを作って、畑へ持ち込んだと書かれています。そして畑のオバサンに気づかれないように毎週かかしを見に行ったとか。実話だったんですね! 大好きな作家さんのほんとうに美しい絵本です。
投稿日:2018/10/19
かかしをつくったコッコさん。別に農家の家の子ではないと思いますが、つくったのがちょっと不思議でした。 近所の畑で鳥の被害にあっているところでも見たのかな? 近所の畑につくったカカシをプレゼントするコッコさん。 その後のカカシの様子を追います。 実際、カカシって賢い鳥には効かないという話も聞きますが、どんなものなのでしょうね。 あ、作中では効果ありです。 台風が来たりもして、コッコさんはカカシの様子を見守ります。 役に立っているのを見ると、つくったほうも嬉しいでしょうね。
投稿日:2017/03/09
コッコさん一家が案山子をつくって近所の方に使ってもらいます。自分たちが作った海賊のようなユーモアのある案山子が、畑に立っている様子を毎日のように見に行くコッコさん一家。畑を守り、稲を守り。季節の変化を見届けながらしっかりと仕事をしています。 季節の変化を丁寧に描いた絵も、ゆっくり見ていたくなります。
投稿日:2016/10/09
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