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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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ぼくとおかあさん」 みんなの声

ぼくとおかあさん 作・絵:宮本 忠夫
出版社:くもん出版
税込価格:\1,430
発行日:1996年
ISBN:9784774300412
評価スコア 4.79
評価ランキング 466
みんなの声 総数 23
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23件見つかりました

  • こんなおかあさんになりたい

    「おかあさん、ぼくのこと すき?」
    「えぇ、すきよ」
    こんな会話で始まるこの本、娘のお気に入りです。
    娘は3歳という反抗期(?)でもある今、自分が愛されているかどうか確認したいっていう気持ちがとても強いようで、この本を読んでからは毎日のように「おかあさん、○○のことすき?」「ねぇ、○○はいい子?」ときいてくるようになりました。
    「だいすきだよ」「いい子だよ」の言葉をきくと本当に嬉しそうにしています。

    “ぼく”がいけないことをした時は・・・やさしいクマのおかあさんも「こんなことをするのは いけない子よ」ってちゃんと叱ります。
    私は娘を叱るとき、これまでは「悪い子」という表現を使っていたのですが、「いけない子」の方がやわらかい響きだなぁって思いました。これからは「いけない子」という表現に変えてみようと思います。

    最後に子グマと一緒にちょっとだけはちみつをなめるおかあさんグマ、おちゃめです。
    時には厳しく、時にはおちゃめな、こんなやさしいお母さんに私もなりたいなぁって思いました。

    投稿日:2008/04/06

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  • 優しい絵本です

    お母さんのことがだいすきなこぐまの男の子のお話です。この絵本を読んでいると時間がゆったりと流れているようなかんじがして好きです。こぐまのぼくの口の達者なところには脱帽ですが生意気な風ではなくて本当にかわいいなと思えます。娘はお母さん熊のおなかが大きいことにすごく興味を持っていたのでもしかしたらあかちゃんがいるのかもしれないねと言ってました。

    投稿日:2007/08/11

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  • この本を読んで、こんなおかあさんみたいに話ができるだろうか?こんなおかあさんみたいに、本当の会話らしい会話ができているだろうか?こんな熊の子みたいに、自立したこどもらしいこどもに育てているかなあとふと、反省というか考えてみたくなりました。いつも、息子と「だいすき」といっていても、言葉にユニークさが少ないなあと感じました。
    いけないこといいこの違いをしつけをとおして、明確です。私は、いい子にたいして、悪い子といいますが、これからは、いけないこにします。いけないこのほうが、愛情あふれ、親の願いや想いがあるようにおもいます。言葉の重要性は、やはり本から学ぶことがおおいですね。

    投稿日:2007/06/03

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  • いいです!

     もう、文句なしに五つ星です。
    こういうシンプルかつダイレクトなお話、大好き。

     びっくりしたような目をした、クマの親子。
    おかあさんと坊やです。
    おかあさんはぼうやが大好きです。その子は基本的には「いいこ」なんですが、ときどき「いけないこ」にもなります。

     みんなで食べるはずの魚を食べてしまったり、はちみつをこのなめてしまったり。。。

     ちょっと口答えする男の子に、お母さんはおなかにいるとき いい子になるっていうから生んだっていうんです。
    わすれちゃったの?って。

     この切り返し、すごいですよね。

    このおかあさんクマは、おおらかであたたかくて包容力を感じさせます。ほめるのも叱るのも上手なんです。

    こぐまも、すなおでかわいい。

    こんな親子っていいな、と素直に思える絵本です。
    胸にじーんと来ました。

    未読の方は是非、どうぞ。

    投稿日:2007/05/17

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  • ああいえばこういう?

    「ぼくのことすき?」
    「ええ、だーいすきよ」
    「じゃあ、だいすきなぼくのおくちがさかなをたべてもおこらない?」
    「いいえ。みんなが食べる魚を食べるなんて、いけないこです!」


    どこかできいたことのあるような会話(笑
    そうよ、子供はかわいくて、大好きでも、いけないことはいけないのよ。

    「おかあさんはいいこをうんだのよ」
    というおかあさんに、こぐまだってまけてません。
    「じゃあ、ぼくがうまれてるくるとき、いいこですかって聞いた?」
    もう、「ああいえば、こういう」状態ですね。

    私だったら、「もううるさい!」といってしまいそう。
    くまのおかあさんも、もうちょっとでいいそうな顔してます。
    そんなところがまた親近感。

    でも、くまのおかあさんはいいます。
    「きいたわよ。覚えてないの?」

    こんなおかあさんとこぐまのやりとりがおもしろくて、
    愛情たっぷりで、とてもほんわかとして気持ちになりました。

    息子もこの絵本よむと、私の顔をみながら、にや〜と笑います。
    「ぼくとおとうさん」のほうも読んでみたいな〜。

    投稿日:2007/05/10

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  • 限りなくリアルなお母さん像

    親子のビミョーな駆け引きが最高。
    お母さんらしく返答するも、口が達者になってきた子にいちいちやりこめられグッ!と言葉を噛みしめるお母さん。でも負けちゃいられないと反撃するお母さん。
    幼稚園へ入って、親にとっては不都合な要らぬ言葉を覚えてきた子供と母親のような印象でした。

    子供を良い子悪い子にあてはめてしまうのをすごく恐れつつも、ついいけない子ねと怒ってしまう私には、この親子の会話は勇気を与えてくれるものでした。
    子もこれぐらい言い返せないとネ。こんな風に言い合いできる母子になれると素敵だな。

    しかしクマによくもこれだけ表情がつけられたものです。
    ラストは、お母さんも巣穴に頭を突っ込んでいた時にお味見していたということかな?
    『ぼくとおとうさん』と対になっているようです。

    投稿日:2007/04/03

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  • ついニヤついちゃう絵本

    我が家ではこの絵本を読む前に、『ぼくとおとうさん』を読んでいたんですけど、
    それよりこっちの方が共感するところが多かったかなか^^;

    つまみ食いしちゃいけないかも〜と思っていながら、
    ニコニコ顔でつまみ食いしているクマの男の子。

    誰かにそっくりね〜♪、なんてニヤニヤしながら、
    息子の顔を覗くと、自分でもそう思っていたらしく、
    息子もニヤニヤ^^;
    以心伝心状態だなあと思ってしまいました(笑)

    絵本全体のおかあさんクマとくまの子のやりとりから、
    どれもこれもほほえましく、いっぱいの愛情が伝わってきちゃいます。
    まさに読んでいてこちらまでハッピーになれる絵本の1つだと思います。

    投稿日:2007/03/05

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  • おかあさん、ぼくがすき?
    ええ、すきよー。

    くまの親子のこの会話を聞くとホットします。
    おかあさんは、こぐまのことをあいしているのです。

    でも、こぐまがお魚食べて、まあ!みんなで食べるさかなを食べちゃって。いけないこ。
    みんなで一緒食べると言う基本的なことをこぐまにおしえているんです。

    お母さんとこぐまのやりとりを、聞きほほえましく、わらえてくるのです。
    こうした親子の関係が、今大切なんでしょうね!

    おかあさんも感情的になって怒りますが、お母さんの愛がほとばしっているのが何ともいえず良いですね!
    大きなお腹のおかあさんぐまのユーモアが、きにいりました。

    お腹の中にいたときの様子もうまく表現されています。
    はちみつのにおいがするからだーい好き。

    お母さんと一緒に同じ顔して蜂蜜なめている顔がこの親子の絆をいっそう表してくれていますよ。
    小さいお子さんの子育て中のお母さんと子どもたちに是非読んでホッこりして欲しく思いました!

    投稿日:2007/02/27

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  • かわいい関係♪

    ホントに信頼して、安心してるもの同士の会話って
    こういったかと思うと、こう言い返す
    みたいなのありますよね〜

    相手の反応を見ながら、わざと余計な事をやって見せたり
    こういう関係は、親子の間にはよく見られますね!
    わざと気を惹こうと、やってしまうんですよね〜

    このくまの親子もそうなんです。
    それがかわいくいて、ここちいい♪
    息子のお気に入りの1冊で、読んだ後は必ず
    「ねえ、○○も良い子?」って聞くんですよ!
    かわいいでしょう?それから、こぐまみたいに
    おなかの中にいたときのお話しや、も〜っと小さかった
    時のお話しを聞かせます。
    至福の時ってこういうのを言うんでしょうね!

    投稿日:2007/02/12

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  • 母と子の関係

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    お母さんくまとこぐまの可愛らしい会話の応酬が楽しめる絵本です。
    同じ作者の『ぼくとおとうさん』を先に読んだのですが、そちらは、体験や思い出で絆を確かめようとしているのに対し、こちらは、血が反応する絆を楽しんでいるという感じがします。
    おとうさんには、ちょっと強気なこぐまちゃんも、おかあさんに対してはすっかり甘えん坊。
    ちょっとじゃれあっているような会話に、おとうさんはやっぱり入れないわ〜と思ってしまいました。
    この本だけでも十分に楽しめますが、『ぼくとおとうさん』と合わせて読むと、2倍楽しめますよ。

    投稿日:2007/02/05

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