わがままギツネが、人の大切なものと自分のものを交換しろと交換することに。
自分の渡した種から家ができ、どんどん大きくなる。
人や動物が増えても大丈夫。みんなそこで楽しく住むことにした。
でもある日、あのわがままギツネが来て、これはもともと自分のだと主張して、
みんなを追い出し自分だけのものにする。
その途端、家は大きな音とともに消えると言うお話。
どれだけ、みんなの作っていった楽しい空間でも、
わがままを強引に通そうとする人がいると、なくなってしまうと言うイメージを受け取りました。
もともと幼稚園から貸出してもらった絵本ですが、
3歳の息子が、何かを感じたようで購入しました。
比喩としても使えますし、どうすればよかったのかな?など、
子供に疑問を投げかけるなどにも使える、いい絵本だと思います。