「まじょのかんづめ」 みんなの声

とてもカラフルでマンガチックな絵です。

魔女に缶詰めにされた象・クマ・３匹のぶたを、女の子が缶きりであけて逃がしてあげたが、
魔女が現れ、女の子と犬が缶詰めにされてしまう。
助けてもらった動物達が知恵を出して、今度は女の子と犬を助けるお話。

郵便やさんが、変な格好のまま彫刻にされてしまった姿が笑えます。

子供も大受けでした。

森の中の小さな家
中には、変な彫刻。
まずいと思いつつも、誘惑には勝てません。
入っちゃいますよね？！
家の中には、何の変哲もない、バーゲンセールのはがきが１枚（やっぱり、何かオチがあると思ったよ！と、ラストにわかるしくみが、にくいです。）
で、次の部屋に、ラベルのない謎の缶詰が６つ。
中から声が聞こえてきて・・・？？？

ドキドキ感が楽しめます。
変な呪文といい、佐々木ワールド（私より２つ下の妹が好きらしい？！）の魅力につかってみてくださいね。

私の中では普通かなと思ったのですが、予想外に娘はお気に入り。魔女がでてきたり、かんづめをあけるところがドキドキするみたいです。彫刻の顔のまねが得意です。

缶詰ってちょっと興味をそそられます。
ラベルが張ってあっても。
それをかんきりでギコギコあけることは子どもとっては楽しいんじゃないかしら。いまでは、パッカンとあける缶詰のほうが多くなってしまったけれども。
それが、ラベルの貼っていない缶詰が机の上に６つ。
もうだめです。あけたくてあけたくて、うずうずしてきます。
中には何が入っているのでしょう？
どきどきわくわくの一冊です。

あはは。オチがありましたか。
怪しいと思っていたよ、あの彫刻。
余韻が残るエンディングも子どもの想像力を刺激します。