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花さき山」 みんなの声

花さき山 作:斎藤 隆介
絵:滝平 二郎
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1969年
ISBN:9784265908202
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,502
みんなの声 総数 103
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103件見つかりました

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  • ステキな絵本

    山姥が出てくるので、怖いお話かと思っていましたが、とてもステキな絵本でした。
    誰かのために我慢したり、親切にするとき、感謝とかお礼を求めているわけではないけど、どこかでちょっと期待してしまいます。
    ですが、目に見えて報われなくても、自分が親切にしたことで、どこかで美しい花が咲いているかもしれないと思えるだけで、心が満たされる気持ちが伝わってきました。

    投稿日:2024/01/22

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  • 小学生の頃に出会い、他の絵本とは明らかに違う大きなインパクトを感じた絵本です。小学生の頃はこの切り絵の雰囲気が少し怖くて、でも恐る恐る何度も図書室で読んでいた記憶があります。子ども心に感じるところがあったのでしょう。

    そろそろ内容を理解できる年齢かなと、6歳の娘にもあらためて読んでみましたが、今の時代にこの内容はどうなのかと疑問に思うところもありました。我慢や自己犠牲が美徳とされてきた時代は昔のことで、この絵本は昔話として読むに留めるのがいいような気がしました。

    小さな子どもが我慢するエピソードは、感動というよりはかわいそうという気持ちしかなく、母親だったら無理やりにでも両方を平等に育てるのになと、納得がいかない思いにもなりました。

    ただ、物語のせつない美しさ、切り絵の美しさは名作絵本としての風格を感じます。娘も「お花がきれいにさいてるところがよかった」と話していたので、解釈を間違えなければとても素晴らしい作品だと思います。我慢=優しさではないことを注意して読む必要はあるかと思います。

    投稿日:2021/08/01

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  • 善い行いはきっと誰かが見ている。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    山菜を取りに行って、山ンばに出会ったあや。1つ優しいことをすると1つ美しい花がひとつ咲くという花さき山。きっと兄弟姉妹のいるお子さんの中には、子どもながらに様々な我慢をしたり、逆に兄弟を想って優しいことをしてくれたり。日々の善い行いは必ずどこかで誰かが見ていて、評価してくれているんだと伝えてくれているのではないでしょうか。

    投稿日:2020/08/02

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  • 花咲き山の一面の花が綺麗

    • 押し寿司さん
    • 70代以上
    • じいじ・ばあば
    • 愛知県

    花咲き山に咲くいちめんの花は、みんな辛いのを辛抱して

    自分のことより、人のことを思って涙をいっぱいためて辛抱

    すると、その優しさと健気さが、花になって咲きだすのです。

    あやが、妹のそよのために我慢して自分は着物はいらないから

    そよに着物を買ってあげてほしいと咲かせた赤い花が綺麗でした

    双子のあんちゃんが、弟が片方の手でおっぱいをいじって飲んで

    いるから、上の子はあんちゃんだからと目にいっぱい涙をためて

    我慢している涙のつゆとなって咲いた花も綺麗で、感動しました。

    投稿日:2020/01/10

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  • 花が咲いたよ

    NHKのテレビ絵本で見て購入しました。モチモチの木、は学校の教科書にのっていたので知っていましたがこちらは初めて読みました。2歳の娘にはまだ難しく、6歳の娘は意味を理解して読んでいるようです。お話の読み方では、上の子に我慢を強いるようにみえますが、思いやり、優しい心を持って行動すればどこかにある花さき山で自分の花が咲くんだ、と感じて欲しいなと思いました。

    投稿日:2019/12/03

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  • 心に響きます

    読んでいる最中から

    心に響きます。

    お母さんが優しい口調で読んであげると

    なおいいと思います。

    人に優しくすること、他人を思いやること、

    それが簡単そうにみえて

    いかに難しいか。

    だってみんな自分が一番かわいいですもんね。

    でもそれを教えてあげるのは

    大人の役目かもしれません。

    んー意地悪な大人にも読んでほしいです。

    少しは響くかも?!

    投稿日:2019/04/04

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  • 舞台を見終わった時のような

    有名な絵本だと思います。
    はじめて全体を読んでみました。
    10歳のあやが、山菜取りに夢中になっているうちに
    迷い込んだ奥深い場所でやまんばに出会ったと言うお話ですが、
    薄暗く美しい、幻想的な舞台での、独り芝居を見ているような
    芸術的な雰囲気を感じる絵本でした。
    咲き続けている花たちは、人が犠牲になり、善行をした時の
    勲章のような感じを受けました。

    投稿日:2018/02/02

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  • 良い行いは、自分の心に花を咲かすという話

    • ちえぞさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子2歳

    女の子が山奥で山姥に出会い、人の良い行いで花が咲くという不思議な「花さき山」を見たが、再びに行くことはできなかった…という、割とよくある民話のような体を装っている。

    だが、この「花さき山」の凄さは、無慈悲なまでに善行に対して他者が評価を入れてこないところにある。

    ともすると我々は「認めてほしい」欲求の罠にはまって、苦しんだり、怒りを抱えたりしがちだが、善行は他者に認められるために行うのではなく、あくまで自分の心に花を咲かすためにするものだということを、花さき山と山姥は静かな美しさをもって伝えてくる。

    あやは運よく花さき山に行けたが、本当は誰も花さき山には登ることはできないし、山姥にも会えない。しかしそれでも、「花さき山で、おらの花がさいてるな」という思いを持つ。この教えの尊さには胸が熱くなる。

    なんだか自信がないな、と感じた時にこそ読んで欲しい一冊。

    投稿日:2017/12/02

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  • 誤解を受けないか…

    文学作品として客観的に楽しめる大人には、おすすめです。
    切り絵も美しく、ジーンと心に響きます。

    ですが、子どもには、どうでしょうか…

    ボランティアの方が幼稚園や小学校低学年のお話し会で、この絵本を読まれることもあるようで、驚いています。

    子どもは絵本を、主人公と同化し、その世界に入りこんで楽しみます。そのことが心の栄養となり、心の成長の糧となると思います。

    もし、自分さえ我慢すれば…と、自己犠牲を良いこととして受け入れたら、悲しいです。
    もちろん人生には仕方なく自己犠牲が必要な時もあると思います。でもそれは最善の解決策ではないのです。

    貴重な子ども時代には、もっと愛されることの喜びに満ちた、心から納得できて、人生の励ましになる絵本と出会ってほしい。

    これは、お酒や辛い食べ物を大人はいいけど、子どもに与えないことと同じと思います。(そういう意味で★一つにしました。)

    もし同じ作者で、小学校や幼稚園で集団に読むなら「モチモチの木」の方が、絶対いいです。

    投稿日:2017/09/01

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  • 語り継いでいきたい

    懐かしい絵本です。見た瞬間に自分の子供時代がよみがえってきました。
    内容もしっかりしているし、絵も素晴らしいと思います。
    まさにこういう絵本が名作なのだと思います。
    子供の心にも響いた内容だったようで、じっと聞いていました。
    後世に語り継いでいきたい絵本ですね。

    投稿日:2017/01/22

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