出不精で「何もする事がない」「誰とも約束がない」「誰も会いに来てくれない」と嘆いているクマネズミ。
人の事だと「じゃあ自分から外に出て、楽しいことを探してみればいいじゃない」「受け身じゃなくて、自分から会いに行けばいいじゃない」と言いたくなりますが、自分の事となると同じようなドツボにはまってしまう時も意外とあるような気がします。
そんなクマネズミの元に届く一通の不思議な手紙が、クマネズミの生活を一変させます。
手紙ひとつで人生は明るくなる。
何も予定がない日でも、少しおめかしを出て外に出てみようかな。それとも久しぶりに友人に手紙でも書いてみようかな、と思わせてくれる絵本です。