下の子が好きなあんびるやすこさんの「魔法の庭の物語」シリーズ、最新刊です。
とは言っても、この本が出たのは昨年の10月で、手に入れるのに少々時間がかかってしまったので、季節感が微妙に違います。
私の記憶では、スーと仲良くなったころにも、ポプリの話がちらっとあったような気がしますが、今回は主人公のジャレットとともに仲良しのスーとエイプリル、そして猫たちはいろいろなポプリに挑戦します。
シリーズも長くなると、パターン化してくるというか…、もうひとつワクワクドキドキ感がなくなってきてしまいました。
下の子も、勢いよく読み始めたのはいいものの、「イマイチだった」といっていました。
ジャレットも、猫たちも、魔法の庭の草花も、とっても魅力的なのですが、かなり同じパターンになってきているので、年齢がいけばいくほど、このパターンは飽きが来てしまうのかもしれません。
このシリーズの素敵なところは、物語に出てくるものが実際に作れてしまうところ。今回も、最後には簡単に作れるポプリの作り方をジャレットの可愛いイラストでレクチャーしてくれています。