昨年、佐々木正美さんの講演会で、この本が出版予定なことを知りました。
この本を読むと、あの時の佐々木さんの優しくて暖かな声の響きが蘇ってきました。
お話される時もそうですが、この本の中でも専門的なことを素人の私たちに噛み砕いてお話いただき、内容的なことがすっーと心の中にしみてきました。
子育て中の親子を孤立化させないこと、大人同士がつながっていくこと、
子どもには肯定的な関心を寄せ、受容と共感の気持ちで接することを改めて思いました。
実は、私自身、カウンセリングを勉強し始めて10年以上になりました。
子どもを育てる時に大切なことがこの中には凝縮されています。
親だけに限らず、子どもに関わるすべての大人に読んでいただきたい本です。
佐々木さんの子どもに向けるまなざしと子育て中の親へ向ける優しさに
時折感極まって涙する個所も何か所かありました。
友人にも薦めたい本です。