ブルンミとななつのふうせん」 みんなの声

ブルンミとななつのふうせん 作・絵:マレーク・ベロニカ
訳:羽仁 協子
出版社:風濤社
税込価格:\1,100
発行日:2004年04月
ISBN:9784892192517
評価スコア 4.57
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みんなの声 総数 62
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62件見つかりました

  • ふうせんはいつかなくなるものよ

    アンニパンニに7つのきれいな風船をもらったブルンミは、うれしくて友達に見せに行きます。でもその途中で次々と割れてしまい、最後の1個もふうせんをほしがったウサギにあげてしまいます。
    我が家の子どもたちも風船をもらってもすぐに割ってしまって、よく残念がっています。風船を全部なくしてしょげるブルンミに、「でもふうせんはいつかなくなるものよ」と言ってなぐさめるアンニパンニ。的を得たセリフに、私も今度使おう!と思っちゃいました。
    最後は予想通りに虹が登場して、子どもたちもニッコリ。今回もとってもかわいいブルンミでした。

    投稿日:2014/08/17

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  • しあわせのなないろ

    アンニパンニに貰ったなないろの風船を持って、外に出かけたブルンミ。

    でも転んだり引っかけたり、風船はどんどん割れてなくなり、とうとう赤い風船ひとつだけになってしまって…

    ブルンミの思いやりには、いつもジーンとしちゃいます。
    純粋に、ブルンミは優しいなぁ…と感心します!

    結局、素敵ななないろの風船はなくなっちゃったけど、大好きなアンニパンニとなないろの虹が見られてよかったねブルンミ!

    虹は大きいからみんなが見れるし、みんながハッピー!
    虹を見たみんながきっと、すばらしい日になったね。

    投稿日:2014/08/13

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  • 夏のはじまりのような絵本

    ピカピカするもの、キラキラするもの、ふわふわするもの・・・。

    子どもの頃に心をときめかせてくれたものは沢山ありますが、
    「ふうせん」は、間違いなくそのうちのひとつです。

    父が仕事から帰ってくる前に、母親と一緒に沢山の風船を膨らませて
    家の中を風船だらけにして、父を驚かせたことがあったなあ・・・と、思い出しました。

    と同時に、
    朝起きるたびに、しぼんでしまった風船を発見する時の ちょっと切ない気持ちも・・・。


    大人にとってはなんてことない風船も、
    子どもにとっては二つとない宝物なんですよね。

    「形あるものはいつか無くなる」
    は、祖母から母、そして私たちに伝えられてきた言葉です。

    だから、お気に入りのカップを割ってしまった時も
    上手に描けた絵を間違って捨ててしまった時も、
    その言葉を自分に言い聞かせてきました。

    ブルンミもきっと、とても悲しかったと思うけれど・・・
    どんな時でも、友だちを思いやる気持ちがあるって、
    一番素敵で、一番大切なことですね。

    「ななつの風船って、なんだか虹みたい」と思いながら読んでいたので
    少なくなってゆく風船に、私も何だかしょんぼりしていましたが、
    結末を読んで、ブルンミと一緒に嬉しい気持ちになれました。

    とても爽やかで、夏のはじまりのような絵本です。

    投稿日:2014/08/20

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  • なないろ

    もらった七つの風船を次々と割ってしまうブルミン。私はよく食器を洗っているときにお皿を割ってしまうのですが、そんなときに「はぁ〜気に入ってたのに」とがっかりする気持ちに似てるなと思いながら読みました。

    でも、がっかりして帰ってきたブルミンに、風船はなくなるものよといってなぐさめるアンニパンニはオトナなお嬢さんですね〜
    そんなふうに考えることができれば、くよくよせずにすみますし、なにより、いつまでもあって当然と思っているより、いつかなくなってしまうものと思えば、持っているときにもっともっと大切にできるかも。

    そして七つの風船は、その後どうなったでしょうか?!
    わくわくしますね〜

    それから、このシリーズは切り紙のようなお花がとても美しくうっとりします。

    投稿日:2014/08/13

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  • 色も覚えられる!

    ブルンミの心の優しさをじんわり感じます。
    7色の風船の色も覚えられ、色の勉強にもなります。
    なんてったって最後の壮快な終わり方、読んでる大人、聞いている子供みんな幸せな気持ちになれるお話です。
    絵もやさしい色調で、目にも心にも残る一冊です。親子で大好きです。

    投稿日:2014/08/16

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  • なくなるもの

    物はなくなるもの、というのは子どもには難しいけれどそれが現実にはありますね。命あるものはみんな死んでしまうのと一緒です。物を大切にする気持ちは大切ですが、物に依存しすぎるのではなく、そのものを活用する、人が喜んだり自分が楽しくなるために使う喜び、というものを知りました。素敵なお話です。

    投稿日:2014/08/08

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  • やさしいブルンミ

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    アンニパンニのポジティブさに感心します。
    ブルンミがしょぼんと風船が全部なくなったといって
    帰ってきたときに
    「ふうせんはいつかはなくなるものよ」といって励まします。
    くよくよせずに常に前向きなようすに
    そして周りに気をかけているようすに感心しっぱなしです。

    ブルンニが風船をほしそうにしてるうさぎに
    最後の一つをあげてしまいます。
    大事にしていた最後のひとつだったのに・・・
    優しさで包まれている子は
    優しい子になるんではないかと私は勝手に思っています。
    「ほらやっぱり、アンニパンニ優しいもんね」と思いました。

    わが子たちも優しさで包んであげなくってはと改めて思いました。

    投稿日:2014/08/07

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  • 優しさが伝わる一冊

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、女の子3歳

    アンニパンニから7つの風船をもらって
    とっても嬉しいブルンミ。
    さっそくルンルン気分でお友達に見せに行きます。

    ところが、一つ割れ、二つ割れ・・・
    そして最後に残ったたった一つの赤い風船を、
    お友達のうさぎにあげてしまいます。

    ブルンミは、なんて優しいんだろう。
    もし私だったら、そして娘だったら、
    最後の残った風船はきっと人にはあげられません。

    そして、さらにもっと素敵なのが次のアンニパンニのことば。
    「ふうせんはいつか、われるものよ」

    自分があげた風船のうち6個割り、1個人にあげてしまった
    ブルンミを、一言も責めなかったアンニパンニ。
    娘とも、「ブルンミを叱らなかったアンニパンニは、素敵ね。」って
    話しました。
    私と娘の関係も、アンニパンニとブルンミのようでありたいものです。

    一番最後のきれいな虹は、
    二人のきれいなこころが作ったに違いありません。

    そして、可愛いブルンミとアンニパンニだけでなく、
    丁寧に描かれている道端の花や、お友達の動物たち。
    作者のマレーク・ベロニカさんの暖かさ、子供への愛情が
    ひしひしと伝わってくる優しい一冊です。

    投稿日:2014/08/04

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  • 人生いろいろ

    人生いろいろ。
    毎日、本当にいろいろなことが起こります。
    楽しいことばかりではありません。悲しいこと、辛いことも起こります。
    でもその後には必ずやっぱり楽しいことや嬉しいことが起こる。
    そんなシンプルなことがさりげなく描かれている絵本です。
    当たり前だけれど、辛いことが起こるとつい忘れてしまうこと。
    絵本から大人の私が教えられました。

    投稿日:2014/08/04

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  • 色とりどりの大切な風船…うれしくてみんなに見てほしくて・・・。でも、次々に割れていってしまって…。
    小さい頃に感じたうれしさと悲しさといったいろいろな感情と重なるものがありました。子どもの時って、今あるものが“なくなる”ということが想像できなくて、なくなって初めてその大切さに気付く。その切なさをとてもかわいらしく懐かしい絵で表現されていて、すごく心に響いてくるものがありました。
    最後の一つの風船を大切に大切にする感じ…すごく分かります。その風船を誰かのためにあげられる優しさにほっこり。なくなってしまった悲しさが分かるからこそ優しくなれるのだろうと感じました。
    最後に、眼に見える物だけじゃなく、雨上がりにかかった虹の輝きに気付ける、そんな心を大切にできる子どもたちに、そしてその心を忘れないでいられる大人でありたいと思いました。

    投稿日:2014/07/31

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