うちの子どもの幼稚園でもあります、お当番さん。
仕事や役割を与え、自分でできる事、みんなにしてあげることの喜びを感じているようです。
でもこのお話は、そこからもう一歩進んでいます。与えられたことをするのではなくて、自分でどうしたらいいのか考え、そして実行すること。
それは小さな子どもたちには簡単なことではないかもしれません。それをミュー先生は、とびっきりあったかかい笑顔ひとつでみんなに気づかせてくれます。注意したり、指示したりするのでは、きっとその時だけしかできないかもしれません。
自分で気づき、考え、行動すること。大人でも難しい時があるかもしれません。その大事さをあらためて感じさせられました。
なによりミュー先生の笑顔が本当に印象的で、読んでいて幸せになれる絵本です。