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ゆきのなかのキップコップ」 みんなの声

ゆきのなかのキップコップ 作・絵:マレーク・ベロニカ
訳:羽仁 協子
出版社:風濤社
税込価格:\1,320
発行日:2005年02月
ISBN:9784892192647
評価スコア 4.32
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みんなの声 総数 18
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  • 心優しいキップコップ

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    キップコップってなんだ?って思ったけれど、外国でとちの実を使って作ったお人形なんですね。
    冬、食べ物がなく弱っていたシジュウカラを助けると、仲間に食べ物を届けてほしいとお願いされたキップコップ。くるみを届けるため、雪の中を頑張って進む姿がかっこいい!冬の間中、自然界の動物に食べ物を与え続けるのはどうかと思うけれど、やさしさあふれる行動は幼児に分かりやすく良かったです。

    投稿日:2017/03/18

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  • シリーズで読むのがおすすめです

    キップコップのシリーズは何作かあるので今回も楽しく読みました。
    シリーズですが、続き物ではないのでどれも単独で読んでも面白いです。

    外国の作家さんらしい描写がとても好きな絵本のひとつです。
    そして、トチノミの子どもなんていう設定があまり日本人には親しみがないけれど、なぜか可愛い愛着のある主人公です。

    今回はシジュウカラを助けるための冒険です。

    雪の中、苦戦しながら自分の知恵を絞りながらクルミの木の実をシジュウカラさんに届けるまでの冒険にワクワクして目が離せません。

    無事に助けることが出来て、嬉しくってでんぐりがえしをするキップコップのシーンがほのぼのとしていて好きです。

    投稿日:2016/10/05

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  • 冬に読みたい心優しい絵本!

    冬の絵本を探していたところ,この絵本に出会い読んでみました。
    主人公の「キップコップ」って何だろうとずっと思いながら読みましたが,最後の表紙手前のページに作者から「キップコップ」について書いてありました!

    キップコップが雪の日にちょっとした冒険をするのですが。
    弱ったシジュウガラを助け,その仲間達にえさをあげに行く,という何とも優しいお話です。
    役目を終え喜ぶキップコップの姿がとても微笑ましく,親切にしたり良いことをするととても気持ちがいいもの,ということがよく伝わってくる絵本でした。
    冬に読みたい心優しくなる絵本ですね!

    投稿日:2014/11/21

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  • シリーズ

    同主人公が登場する作品を以前にも読んだことがあり親近感が湧いたのでこの絵本を選びました。主人公が少しのことにも喜んだり驚いたりするのが良いと思いました。ふわふわした雪の質感と寒い空気を臨場感たっぷりに描いているのが良いと思いました。人のために行動する主人公が格好良かったです。

    投稿日:2010/08/01

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  • 険しい雪道

    • Yuayaさん
    • 20代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子5歳、女の子3歳

    このシリーズは初めて読むのですが、マレーク・ベロニカさん・・・
    どこかで聞いた覚えが・・・!
    「ラチとライオン」の作者さんですね^^

    あまり馴染みのない(私だけ?w)とちの実で作られたお人形。
    絵がかわいいので受け入れやすいキャラクターでした^^

    グッタリしている1羽のシジュウカラも心配だけど他の3羽も助けてあげなくてはいけない!
    切羽つまった状況。そして、険しい雪道。
    途中アイデアを使い、スイスイ移動したり、かと思えば猛吹雪になったり・・・
    その道はかなり過酷なものでした。

    1回目は楽に行ってたのに、2回目はかなり大変そうなのがちょっと不思議でしたが・・・
    シジュウカラのために頑張るキップコップの姿は素敵でした☆
    一つ一つがすんなりいかないのもちょっともどかしいけど手に力が入り、キップコップの気持ちと同じ気持ちになれる気がします。

    お話の最後には春を感じるので、時期的にはまだ先の内容です。

    投稿日:2008/11/23

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  • キップコップの優しさ

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子11歳

    『ラチとらいおん』同様に、優しさに満ちたおはなしでした。
    西洋とちの木の実の子どもキップコップが主人公です。
    ある日雪の中で倒れているしじゅうからを助けたキップコップ。
    しじゅうからに仲間も助けて欲しいと頼まれたので、
    懸命にくるみの実を運ぶ姿が健気です。
    道中、氷や吹雪にさえぎられても、頑張って前に進むキップコップ。
    ラストにはマツユキソウも登場し、明るい春の訪れを予感させます。
    素朴な優しさをどうぞ。

    投稿日:2007/02/12

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  • 優しいキップコップ

    主人公のキップコップは、とちの木の実です。
    たくさんの雪が積もったある日、キップコップが探検に出かけてみると、木の上に3羽、そこから少し離れたところの雪の上に1羽、凍えているシジュウカラを見つけました。
    キップコップは雪の上にいたシジュウカラを家に連れて帰り、水とヒマワリの種をあげました。
    すると、シジュウカラが言うのです。
    「わたしのともだちに、たべさせてあげてください」
    キップコップは、3羽のシジュウカラのところに向かいました。


    キップコップは、シジュウカラたちのために色々なことをします。
    大変なこともあったけれど、キップコップはいつも笑顔です。
    その優しさ明るさに、心が癒されます。

    文章が多めの絵本です。
    小学生のお子さんに合うのではないかと思います。

    投稿日:2021/01/05

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  • 表紙から雪だるまを期待

    表紙にキップコップ型の雪だるまが描かれていたので、雪だるまを作る話かと期待して読みました。

    でも、内容は、雪の日にキップコップが凍えて飢えているしじゅうからを助けてあげる話でした。雪の中を、困難を乗り越えて小さなキップコップが一生懸命進んで行き、最後にはしじゅうからたちを助けてあげることができます。

    私はひねくれているのか、「親切にすること」や「優しさ」を表面に出した絵本は好みではないので、あまり共感を覚えませんでした。このシリーズは、1巻目の『くさのなかのキップコップ』しか読んだことがありませんが、そちらの方が冒険の楽しさが溢れていて楽しく読むことができました。

    息子は、(私がつまらなそうに読んだからか?)ちっとも興味を示しませんでした。同じ作家の『ブルンミとゆきだるま』は好きなようでしたが。

    投稿日:2010/11/29

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