この本を買った日、リビングの机の上に本を置いておきました。帰宅した小学5年生の娘が、「今日、この本、図書室の先生に読み聞かせしてもらったよ!! すっごく、おもしろかった!」まぁ、偶然。
「ホットケーキ、たくさん食べるところで、みんな笑っていたよ。」「この絵、いいね〜。」
など、いろいろと、読み聞かせの時間に感じたことを話始めました。
うちには、そのほかにも、中1の息子、小3の娘がいるのですが、どの子も、帰宅するとすぐに絵本を手に取り、読み始めました。そして、末っ子は、私の本なのに、読み終わると、すぐに自分の本棚に。相当、気に入ったようです。
黒人に対する差別、蔑称から、廃刊になったと記憶しているのですが、廃刊になった当時、こんな楽しいお話が読めなくなっちゃうなんて…と思った記憶があります。小学生のときには、教科書にも掲載されており、大好きなお話の一つでした。母が作った唄なのか、本当にある唄なのかは、わかりませんが、「ちびくろ・さんぼが傘さして 森の中を さんさん 散歩する」という唄を母から教えてもらったこともあります。
久しぶりに、この絵本を読んで、懐かしい気持ちになりました。そして、純粋に楽しいお話だなぁとも、思いました。ストーリーは、もちろん知っているのだけれど、読んでいて、ワクワクしました。夢があるお話でいいなぁと思いました。大人になって読み返してみると、お父さんの「じゃんぼ」、お母さんの「まんぼ」の愛も、伝わってきます。