全ページで読んで。
子どもを産んで突然母性に目覚めるわけではなく、
赤ちゃんの世話をするうちに母になっていく実感、
喜びがシンプルで分かり易い言葉で描かれています。
母になった喜びとともに、
今までは想像もつかなかった生活の変化、戸惑い。
自分の時間も全くなく、子育てってこんなに大変なんだ・・・
と実感しながら私も、だんだん母になっていった気がします。
「いいかげんにして!」
「あぁこういう毎日がつづくのかしら」
疲れ切った時に感じたいらだち、ストレートな言葉ですが、
私はそこまで思ったことはなかったので、
そこはちょっと母親の嫌な部分でもあるので
残る文字としてみたくはなかったかも…。
息子が新生児〜半歳くらいのころ読んでいたら、
また違った印象をもったかもしれません。