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ポテト・スープが大好きな猫」 みんなの声

ポテト・スープが大好きな猫 作:テリー・ファリッシュ
絵:バリー・ルート
訳:村上 春樹
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2005年11月
ISBN:9784062131957
評価スコア 4.72
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みんなの声 総数 24
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24件見つかりました

  • 人里離れた土地に住む、老人と猫の不思議な共同生活。
    お互いに距離を置きながら、それでいてお互いのことを思う関係が、なんとも味わい深く、孤独感と安堵感とさまざまな心の思いを包んでいます。
    ちょっとした思いの擦れ違いでいなくなった猫は、大きな魚を持って帰ってきました。
    一生懸命に自分の武勇伝を語りかける猫は自尊心の塊です。
    どうやら猫の方が主人のようで、猫らしさを存分に表しているように思います。
    便座を郵便受けにしたり、バスタブをポットにしたり、絵にもさまざまな味わいがありました。

    投稿日:2013/09/02

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  • 猫との素敵な生活

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    村上春樹さん訳というので、興味がわいて手に取りましたが、
    最初のページのおじいさんの表情で
    素敵なお話が始まるなーという予感がしました。

    その通り、ネコとおじいさんの片田舎の素敵な生活を描いたお話でした。
    他の方も書いてますが、猫とおじいさんの微妙な距離感がいいです。
    どっちもなかなかの頑固者でマイペースなのにお互いに気持ちを許してる。

    この本の良さは、中〜高学年以上じゃないとわからないかもしれませんが
    素敵な絵本に出会いました。

    投稿日:2013/07/14

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  • 微妙な距離感が心地よい

    テキサスの田舎に暮らすおじいさんとねこのおはなし。お互い素っ気ないようでいて、実はとても大切に思っています。おじいさんとねこの、遠くもなく近すぎもしない微妙な距離感が、何とも言えず心地良いです。
    わがままで媚びないところがかわいいという、猫好きな人にはたまらない本ではないでしょうか?
    大人は一人でじっくり味わうのが良いかもしれません。でも子どもには、一人で読める子でも、読んであげる方が雰囲気が伝わりやすいような気がします。

    投稿日:2012/04/05

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  • 猫が冒険談を「うぉーん」って、話すんです

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    この絵本を知っているナビのメンバーが12人と、意外に多くてうれしいような悲しいような…。
    素晴らしい絵本に出会った時、その作品を一番に見つけられたら、それはそれでやったー!と思うのですが、
    多くの人が知っていてくれて「嬉しいな〜」と思う気持ちものもしっかりあるんですよ。

    読んだ人にはわかるのですが、村上春樹さんの後書きがまたいいんです。もし、この絵本を手にしたら、絶対に後書きはしっかり読んでくださいね。

    さて、作品そのものですが、もう本当によかったです。
    すっごくよかったので、久しぶりに上のこと下の子がそろっているときに、「聞いて聞いて」と読んでしまいました。
    どこがいいって、やっぱり猫。そして、猫との暮らしをものすごく自然に楽しんで知るおじいさん。ひとりと一匹の関係が、描かれている1コマ1コマからにじみ出てくるんですよ。
    ちなみにこの猫に名前はありません。(少なくとも邦訳には書かれていません)
    おじいさんは「猫」と呼びます。村上さんの話によると、原作でおじいさんのセリフにはテキサス訛りがるらしいのです。それが日本語として表現しづらいので、あえて標準語で描いたそうです。

    私と上の子が一番気に入ったシーンは
    後半、猫が自分一人の冒険談を「うぉーん」と鳴きながら説明しているシーン。
    (けっして「猫」は人語をしゃべりません。そこがまたいい!)
    もう、可愛くてかわいくて、笑っちゃいました。
    でも同じこのシーンで、下の子は涙を流すんです。
    「なんだか、可愛そう」って。
    (私と上の子は思わず、ブーイングしちゃいました)
    我が家で意見が割れたこのシーン。みなさんのお宅ではどんな意見が出ましたでしょうか?ぜひ、何かの機会にお聞きしてみたいです。

    何気なく目について図書館で借りてきた本でしたが、
    めちゃくちゃ好きな1冊になってしまいました。
    折を見て購入したいと思っています!
    この絵本はどちらかというと、高学年以上から大人が読んで喜ぶ作品だと思いますが、
    できれば、高学年や中高生のお子さんであってもひとり読みよりは、誰か大人が声に出して読んであげてほしいです。
    「大きいんだから読めるでしょ」ではなく、声に出して読んであげた方が、ずっとずっと心地よく、物語が心に響いてくるお話だと思います。
    ぜひぜひ!音読をお薦めします。

    投稿日:2011/12/04

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  • なにげない日常の中で

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    いかにもアメリカ大陸らしいのんびりとした時間の流れを感じる絵本ですね
    ポストの下の便器とか、ダイヤル式の電話とか、役者の村上さんの目の付けどころも面白いです
    何よりも主人公のねこの色のこだわりには、ねこ好きならではの考察ぶりに後書きのほうに、笑ってしまいました

    おじいさんとねこには決して会話はないのですが、会話をしている様子が、心を通わせている証拠になるんですね
    晩年の過ごし方としては理想かもしれません・・・

    投稿日:2011/05/12

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  • 言葉に出さない愛情

     友達へのプレゼントに絵本を探していました。「大人が楽しむ絵本」を検索していたところ、ふとこの絵本が目に留まりました。村上春樹が翻訳した本ということで、どんな本だろうと思いました。そして、絵本ナビに書いてあるあらすじと皆さんが書いたレビューを見て、私も読んでみたいと思いました。
     実際に読んでみると、猫とおじいさんのやりとりが微笑ましく、心が温かくなりました。おじいさんが1人で釣りに行ってしまったのは、悪気があってのことでないのに怒ってしまい、それが誤解であったとわかっても最後まで怒っている猫。でも結局その日の夜もおじいさんの布団の上で気持ちよさそうに寝ている猫を見て、「結局おじいさんが大好きなんだよね」と笑ってしまいました。
     この本を近いうち友達にプレゼントする予定ですが、きっと気に入ってくれるのではないかと思っています。

    投稿日:2010/01/14

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  • いいなあ。

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子8歳、男の子5歳

    おじいさんと猫のつかず離れずの関係にあこがれてしまいました。
    ちょっと頑固そうで寡黙なおじいさんと、我が強そうでマイペースを通すような猫。でも、お互いを思う気持ちは、とっても強いんですね。すてきな友情を見せ付けられた感じがします。

    翻訳をされた村上春樹さんのあとがきまで読むと、この本の良さが2倍にも3倍にも広がります。アメリカテキサス州にちなんだことがらや、ことばの説明など、このお話の背景がつかめて、もう一度読み直したくなりました。

    投稿日:2008/04/07

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  • 心を和ませてくれます

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    訳者のあとがきにあるとおり、村上 春樹さんがある日アメリカの街を散歩していて、偶然みつけた絵本です。
    ぱらぱらとページをめくり、「うん、これはいいや」と思って買って帰り、机に向かってそのまま翻訳してしまったとのこと。

    年取った雌猫好きの読者のみなさんには、きっと喜んでいただけるのではないでしょうかとありますが、正にそんな絵本だと思います。

    お話は、テキサスに住むおじいさんと猫の絶妙な関係を描いています。
    お互いが、気に入っているのにそんなそぶりも見せないのです。

    普段は意識していないのだけれど、いなくなって初めてその存在の大きさに気づくことって、誰しも経験することがあるのではないでしょうか。
    そんな関係を大事にすることを気づかせてくれるような気がします。
    子供の絵本というよりは、大人の心をそれこそ暖めてくれる絵本だと思います。

    子供は、猫が魚をとってきたことをおじいさんい説明するシーンが楽しかったようですが、特に猫好きなお子さんにはオススメです。

    投稿日:2008/03/22

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  • 猫の好きな子にはおススメです。

    • ぶらいすさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子10歳

    娘はとても気に入ったようです。
    絵も猫の特徴がよく描けていてステキだし
    猫とおじいさんの関係やアメリカの田舎の生活が
    しみじみと伝わってくるお話です。
    何をしてくれるわけでも、何を求めるわけでもない・・・
    でも、かけがえのない存在。
    そんな猫がとっても愛おしい・・・理屈では説明できない
    気持ちをこの絵本が代弁してくれます。

    訳者の村上春樹さんのあとがきがまた素晴らしくて・・・。
    読んでいて「?」と思ったことを1つ1つ解決してくれてる
    所にも感動しました。
    猫好きの村上さんがこの本を訳したくなったのも
    よ〜くわかります。

    投稿日:2006/10/18

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  • 猫との心のふれあい。

    娘が一人で読んで泣くほど感動しました。娘は猫が大好きで,特におじいさんに猫の気持ちが伝わった所があたたかくてすごく素敵でいいな!と思いました。村上春樹さんの訳も素敵ですよ。猫が好きな方には本当にお勧めだと思います!

    投稿日:2006/06/23

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