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どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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100万回生きたねこ」 みんなの声

100万回生きたねこ 作・絵:佐野 洋子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1977年10月
ISBN:9784061272743
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,854
みんなの声 総数 305
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305件見つかりました

  • ポケモントレーナーみゆきです。
    この本は、どこで見たかは覚えていませんが何度も見ていて、面白そうだなと思い読んでいなかったので、最近読んだ本です。

    こちら、内容が「深い!!!」
    これが子ども向けの絵本なのか、と思うほどです。

    真実の愛とは、というところに向き合った1冊。
    この本からは、表面や肩書きだけではなく、本当の素のままの自分を見てくれる人の大切さがわかります。

    「100万回生きたねこ」とは100万回死んで、100万通りの人生を経験している猫です。
    そんな人生経験が豊富な猫が色んな経験を通して最後に感じたものとは?

    本当に深い。
    逆に子どもたちと一緒に読んで感想を聞くのはとても素敵だと思います!
    是非読んでみてください♪♪

    投稿日:2020/03/06

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  • 幼少期からずっと印象に残っている本の1冊です。
    なぜか定期的に読んでいるのですが、あらゆる感情が湧き出てきて、感想が表せません。
    なんて言って良いのか、ほんとにわかりません。
    ハッピーエンドでもバッドエンドでもない感じで、ずっとモヤモヤが残っています。
    いまだに答えが見つからない1冊です。

    投稿日:2020/02/09

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  • 何歳になっても読みたくなる…

    子供の頃に読んだ事がありましたがタイトルだけ
    覚えていて内容はあまり覚えていませんでした。
    しかし大人になってふと思いだしたので
    読んでみましたが(こんなラストだったんだ…)と
    感動して、一生忘れたくない絵本となりました。

    今では子供の読み聞かせの為に購入し
    本棚に置いてありますが、5歳の息子には
    なぜ猫は最後生き返らなかったのか…を
    理解するのは少し難しい様子でした。
    100万回というきりの良い数字だから
    生き返らなくなったと思っておりますが
    私は今はそれで良いと思います。
    いつか読み返した時に自分から感じて欲しいと
    思ったからです…

    自分から誰かを愛する事は幸せな事
    お互い愛し合えたらもっと幸せな事

    猫が何度も生き返った理由
    猫が生き返らなかった理由

    いつか息子も分かる時が来るでしょう…

    ラストは読み聞かせの声も震えてしまいました
    いつまでもいつまでも大切にしたい絵本です。

    投稿日:2019/06/30

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  • 深いー話

    大人になってから読んだら驚きました。こんな深い内容だったのかと。生きるとは何か? 愛するとは何か? そんなことを考えさせられました。感覚としては、ちょっとインドっぽいかな。子供にも大人にも役立つ絵本です。

    投稿日:2019/03/18

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  • 私は一人で

    • 石猫さん
    • 60代
    • その他の方
    • 神奈川県

    私はこの絵本が大好きなのに、子供に読み聞かせできない。

    とら猫が何度も生まれ変わるところまでは、普通に読める。
    けれど、白猫を失ったとら猫が声をあげて泣くところから後は、もうダメ。
    涙があふれて、読み聞かせどころではなくなる。

    誰も愛せなかった猫が、自分の命より大切な存在に出会えた幸せ。

    みんなと、あるいは一人で、それをじっくり味わうことが、この絵本の醍醐味なのだと思う。

    投稿日:2018/11/30

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  • 誰のねこでもない

    結婚して子どもができて、この本を読み直しました。ハッとさせられました。ずっと誰かのねこだった主人公が、のらねこになったときの描写に。「ねこははじめて自分のねこになりました。ねこは自分がだいすきでした。」

    誰のねこでもなくなって初めて、自分の人生を謳歌できるようになったねこ。そして白いねこと出会い、愛にめざめ、生と死を知ることになります。

    この本の主人公はほかでもないこのねこ。けれども結婚・出産を経た私には、白いねこの立場が胸に残りました。ねこの夫婦は子どももできて仲睦まじく暮らしているけれど、ずっと誰かに所有されていたねこと同じように、白いねこも夫に所有されていると言えはしないだろうか、と。

    天国で、誰のねこでもなくなった白いねこは、今ごろ自分の本当の人生を謳歌しているのかもしれません。

    投稿日:2018/11/30

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  • 100万の一生

    • りん子さん
    • 20代
    • その他の方
    • 埼玉県

     「生きる」って、なんだろうと思う。私の周りでは「死にたい」「死んだ」という言葉が飛び交っている。それはとても軽く、いう人もきく人も、そよ風のように受け止める。本気で死にたいと思っている人はいないし、「死」といういつでも誰にでも起こりうる出来事がぼんやりとしか認識できていないようにも思える。
     私はよく「消えたい」と思う。死にたいわけじゃなくて、消えたい。楽しいことも辛いこともある日々をなんとかこなしていくことに疲れて、特別やりたいことがない未来への不安を抱えきれなくなりそうで、いてもいなくても同じなんじゃないかと自分の存在価値がわからなくなって、消えたいと思う。生きていた痕跡全部、家族や友だちが私の記憶全部、消したいと思う。生きてるんじゃなくて、生かされてる感覚。
     『100万回生きたねこ』は私が生まれたときからずっと家にあって、皆が知ってる有名な本なのに私は一度も読んだことがなかった。レビューコンテストの課題図書で唯一知っている本だったから、何かの縁を感じて読んでみることにした。比喩でもなくどうやら本当にねこは100万回生きたようだった。飼い主に愛されて、世界中廻って、色々な経験をして、死んで生まれて、生き続ける。私には手の届かない特別感。ねこが死ぬと、飼い主は泣くのだ。こんなに愛されて、いいなあと思った。
     しかし、恵まれているように見える特別なこのねこは、嫌いな飼い主に飼われ続けて、灰色の一生を呆気なく終え、またその繰り返し。どんな地獄だろうと思う。輪廻転生は罰なのだ。楽しみもなく生き甲斐もなく好きな人もいない一生が、死んでも死んでも終わらない。全てのページで、ねこは愛らしい姿をしている。ピンと伸びたひげ、ふわふわの毛並み、小さな四本足、青い瞳。だけれどその目は口は笑っていない。
     ねこが自分のねこになったとき、初めて笑ったように見えた。つまらなさそうにあくびをして、自信たっぷりに宙返りをして、満ち足りた顔で白ねこの隣にいて。私は27ページの絵がいっとう好きだ。広々とした草原、幸せそうな二匹のねこ、穏やかな空気。100万回生きてきて、こんなに満ち足りた表情は初めてしたように思う。また、愛するものを亡くしたとき、ねこは初めて涙する。自分が死んで飼い主が泣いたとき、一度も泣いたことなどなかったねこが、他者のために涙する。
     ねこは100万年間ずっと生きてなかったんじゃないだろうか。痛みも恐怖も喜びも安心も感じない、そんな時間を生きているといえるのだろうか。自分が自分のものとなり、愛する人と共に過ごし、喜びも悲しみも全て受け止めて、生まれて初めて、生きることができたんじゃないか。生まれて100万年経って初めて、生きることができたんじゃないか。
     それなら私は、と思う。喜びも悲しみも経験してきたつもりだけど、涙するほどの幸せや食事も喉を通らないくらいの傷は負っていないかも知れない。私もこれから先、白ねこのような人と出会えるだろうか。ねこのように、自分が変わるくらいの激情を持ち、生きることができるだろうか。私は100万回も生きられないから、この生の終わる前に本当の意味で生きることができればと思う。

    投稿日:2018/11/30

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  • 猫よ!

    この絵本は老若男女のための絵本であり、その時々の気分でいろんなことを考えられる絵本である。軽くもあり、重くもあり、楽しくもあり、哀しくもある。もし、私の猫が百万回生きることができたとしても、この世を去ったあと、この絵本の猫のようにこの世に戻ってきていないことを信じる。そしてあの世の入り口で私をまっていてくれていると期待しているのである。

    投稿日:2018/11/30

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  • 100万回生きたねこは、、

    • YTKAさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子2歳

    はじめて自分のねこになり、ねこは自分がだいすきでしたというところは、だれかのためのねこではなく、自分の好きなことができるということが気に入りました。また何度も何度も生まれ変わって、最後に白いねこのために100万回泣いたところがかわいそうで、ちょっとかわいかったから面白かったです(6歳男子)

    投稿日:2018/11/30

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  • 生きるってそういう事やったんや

    100万回生きたねこ
    初めて読んだのは10年以上前だったかだいぶ前のことだ。
    主人公のねこは自分を愛していたけれど100万回
    死に又生まれたが自分以外を愛したことはなかった。
    そしてなんと100万回目に自分より愛する者家族を見つけ、死に、もう生まれかわることは無かった.
    わぁー,そうか、愛する者ができてこそ、生きる意味があるのかと
    すごく心に残った。                    
    けれど私には何かどこか、もやもやしたものも残った。私は本当にこのねこのように人を愛したことがあるのか?その前にそもそも自分自身を愛しているのか?と考えさせられた。
    そんな複雑な思いもあるけれど佐野洋子さんのどってとしたねこの絵がとても印象的で私の感動した本のベストテンには絶対入り、人にも勧めている。。

    投稿日:2018/11/30

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