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100万回生きたねこ」 みんなの声

100万回生きたねこ 作・絵:佐野 洋子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1977年10月
ISBN:9784061272743
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,854
みんなの声 総数 305
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305件見つかりました

  • 大切な絵本

    プロポーズの言葉と共に夫から渡されました。子どもに読むというよりは、私自身のために時折読み返しています。いつまでも大切にしたい絵本です。ちなみに、子どもに読み聞かせた時の感想は「なんでだろーね?」というものでした。今はそれでいいよ!と思ったのを覚えています。

    投稿日:2018/11/10

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  • 100万回泣ける絵本

    • ウィトさん
    • 40代
    • パパ
    • 茨城県
    • 女の子14歳、男の子12歳

    「100万回生きたねこ」は、100万回泣くことができます。
    大切な人が増えるたび、
    忘れたくない思い出が増えるたび、
    物語は深くなり、
    死を選ぶねこの気持ちが分かるようになります。
    将来、子どもが大切な人と巡り会い、
    素敵な涙を流せることを祈って、
    読んであげたい絵本です。

    投稿日:2018/11/11

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  • 自分を生き抜く意味

    • サニーふうさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、女の子4歳

    「100万回」という途方もない数字が心に響きます。100万回死んで100万回泣かれたねこが、のらねこになり、初めて自分と向き合い、自分を生きていく。

    そして、愛する人をみつけて、100万回生きたとは言わなくなる。ここでじーんと涙があふれてきます。前半の部分とつながる瞬間だと思いました。

    死ぬとはいったいどういうことなのか?また、死と表裏一体でもある生きるとは何なのか?
    深く考えさせられる、哲学的な本です。子どもたちにもぜひ読み聞かせてあげてほしい。それから大人になって読み返したときに、じっくり味わってほしい。

    すべての世代に向けた、メッセージ性の強い名作だと思います。

    投稿日:2018/11/05

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  • 何歳になっても読みたい名作

    感受性豊かな3才の娘は、猫が死ぬ度に、「かわいそう」と悲しんでいました。
    人を愛することで天に召されるというラストは、娘が好きな「人魚姫」と同じなのに。どう違うのか娘に問うと、人魚姫は最後に笑っている絵だが、のらねこは泣いている、と。「でも、天国では白いねこと仲良く暮らしていると思うよ」と私が言うと、「それならいい」と笑ってくれました。

    論理的な6才の息子は、「これは、泣いたら生き返れないシステムなんだよ」と分析する。それが本当なら、私は絶対生き返らない。家族を失ったら、100万回以上泣くからだ。そのかわり、生き返らなくても、ペットにでも生まれ変わって、また家族のそばにいたいと思った。

    ありがちな「めでたしめでたし物語」ではないので、小さい子供が読むと、淡々とした文脈や、絵で「悲しいお話」と思うかもしれない。でも子供が成長するにつれ、どうしてねこは死ぬのが平気だったんだろうと考えたり、ねこと自分を重ね合わせたりするだろう。成長に合わせて、物語への感じ方も変化するに違いない。

    何回読んでも、新鮮。このような本が、本当の名作なんだと思う。

    投稿日:2018/11/05

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  • 何度読んでも

    何度読んでも 今 読んでも すぐ 泣けます。
    そして 涙の後に 幸せな気分になれる一冊です。愛することって とっても大切
    読み返すたびに 感じ方が少しずつ変わっていく。だけれど 読むたびに 心が温まる作品です。

    投稿日:2018/11/01

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  • 人生の本

    人間が嫌いな猫が主人公の、大人向けの絵本です。
    主人公は猫ですが、人が生きていく間に学んでいく事や目の当たりにする色々な事がちりばめられた作品だと思いました。

    人間が嫌いなのに、何度生まれ変わっても「飼い猫」になってしまう不運
    →人は生まれてくる環境を自分で選べない。


    100万人もの飼い主に出会ったにも関わらず、どの飼い主の事も好きになれない
    →人の基本的な性格や本質は変わらない。100万回生まれ変わったとしても。


    白いメス猫との出会い
    →自分を大きく見せなくてもいい、ありのままの自分を受け入れてくれる相手に出会えることは奇跡。100万回生まれ変わってやっと実現するくらい大変なこと。


    白いメス猫の死
    →どんなに大切な人でもいつかは死んでいなくなってしまう。自分が先か後かは運次第。


    読む人の年齢やこれまで歩んできた人生によって、
    感じ方がかなり変わってくる作品だと思います。
    深いです。

    投稿日:2018/11/02

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  • 思いやり

    • ネイメイさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子4歳

    100万回生きるってどういうことだろう!?
    題名に惹きつけられて、読んでみたのがきっかけです。

    立派なとらねこは、自分の意志とは無関係な人生を100万回繰り返します。ねこにとって、何の魅力もなかったし、意欲もわかなかったので、死んでも、泣かれはしても、泣きはしませんでした。

    しかし、あるときとらねこは、自分がのらねこという自由な身分になってはじめて、自分を好きになり、生きる意欲がわいてきました。そして、恋もしました。かけがえのない家族も作りました。
    もう絶対死にたくなくなりました。
    しかし、最愛のパートナーである、白ねこの死に直面して、絶望感に打ちひしがれ、生きることとと死ぬこと、残されたものの悲しみを、はじめて知ることになるのです。
    これまで、100万回の人生を通して、自分を大切に思ってくれていた100万人の人の悲しみがやっとわかる日が来たのでした。

    思いやり。このことを教えてくれた一冊でした。
    自分中心に物事は動いてるのではなく、100万人いれば、100万通りの人生があります。世の中は一人ひとりの人生が積み重なって、今の世の中がある。そして、そこにはそれぞれの感情が動き、思いやり、絆で結ばれている。

    私はこの本に出会って、人間として最も大切なことを教えてもらってような気がします。息子にも語りついでいこうと思っています。

    投稿日:2018/10/29

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  • 好き嫌いがありそうなお話です

    猫だけにとても傲慢な性格をしているなぁと、読むといつも思います。
    主人のことが「嫌い」なのに、逃げ出すこともせずに飼われ続けて、餌をもらって世話してもらって・・・ なんだかなぁと思ってしまいますね。
    そして「生き返った」とあるのですが、何回も人生を繰り返しているのであれば、前世の意識を持ったまま生まれ変わったということになるので、「生き返った」という表現には合わないのではないか?という点も気になります。ただ生き返っただけなら、ずっと成猫で、どんどん歳を取り続けて行く筈ですから。

    子供にはいろいろと分かりづらい設定ですし、共感を得にくい内容。
    「嫌い」という言葉が何度も出てくるので、マイナスイメージの多いお話に思えます。
    評判の高い作品ではありますが、大人が読んで奥深いと思える作品なのではないかと思います。

    投稿日:2018/10/19

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  • 大人が読みたい絵本

    本当の愛を知るまでは 死ねない、すなわち本当の愛を知るためにみんな生まれてきたんだということを考えさせられる絵本。
    本当の愛は自分が素直にならないと見つからないし、自分より大切な存在に気づかないと得られない。
    読み終わって、絵本を閉じると裏表紙の絵に 胸がぎゅーっとなります。

    投稿日:2018/10/03

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  • テーマは「愛」だけじゃない

    名前だけ知っていた、「100万回生きたねこ」。
    愛がテーマという批評を見たことがあったのですが、私個人の意見として、「愛」だけではないなと思いました。
    ねこは、ずっと誰かの飼い猫でした。王様だったり、普通の人だったりと様々な飼い猫経験をしますが、飼い主のことを好きだったことはありません。
    可愛がってもらっていますし、いい暮らしもしています。でも、嫌いなんですよね。
    野良猫の人生がきたとき、自由に生き生きと過ごします。
    その先に、恋愛をし、自分より大事なものを見つけます。
    このお話は、愛だけでなく、自由の素晴らしさも伝えていると思いました。

    ちなみに、100万回というフレーズに、この猫どれだけ長い時を記憶しているのか疑問に思いましたが、途中でインパクトのあるフレーズ!とわりきりました。

    投稿日:2018/02/27

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