どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
たべもののまちABCity(小学館集英社プロダクション)
A〜Zのたべものでできた世界で一番おいしそうな街。おいしくてかわいい、ふしぎな街を一緒に探検しよう!
みんなの声一覧へ
並び替え
2件見つかりました
ちょっと、内容は個性的です。 たとえば、猿に青柿を投げつけられ死んでしまうカニの話が多いのに、死ななかったり、おなかからザクザクと子ガニが生まれてくる場面があることが多いのに、最初から子ガニも一緒に柿の木を育てていたり、お話としては他のストーリーと異なる部分が多くありました。 とにかく、絵のインパクトがすごかったです。主人公のかにをはじめ、蜂、栗、臼が全部人間の頭の部分についていて、首からしたは人間と同じ体を持っています。ちょっとグロテスク。ちなみに、牛のくそはどのように出てくるんだろう?と思ったら、でてきませんでした。あれ?と拍子抜け。 でも、絵の精密さはこれまで読んださるかにのなかでも群を抜いてトップです。おむすびの米粒ひとつまで描いてあります。これが昭和10年代に出版されていたなんて。おどろきでした。 1冊家に購入するとしたら、、、私は、これにはしないかもしれません。
投稿日:2009/03/21
“さるかに合戦”の大元は「かにむかし」だと思い込んでいましたが、この作品を読んでそもそも江戸時代には存在していたんだということを知りました。 いわゆる古典の昔話は、終わり方が唐突だったり、意外と残酷だったりするイメージがあり、違和感を覚えることもありましたが、この作品は、渋柿を投げられて怪我したカニの仇を取ろうと集まった有志の活躍により、最後には捕まった猿がカニの前に土下座をして謝るという、筋の通しかたを教えられるような展開と、清々しい読後感で、現代でもしっくりと読むことができます。 しかし、この絵本の最大の特徴である登場人物の容姿には、多くの方が始め違和感を覚えるかもしれません。 悪者である猿はケモノの容姿をしていますが、仇を討つ側は皆一様に人間の体の上に、ハチやウスやらクリの顔が乗っかっていて、学芸会のひとコマを見るようで、笑ってしまうかもしれません。それでいて実に写実的で、古い絵巻物を見ている様な気分でもあります。 「かにむかし」を読んで内容を知っている息子も始め、擬人化された登場人物に戸惑い気味でしたが、お話しの内容や方言、独特の言い回しは知っているものと変わらなくも、カニがつぶれて死んでしまう怖いところがないところも受け入れやすかったのか、自分なりに二つの話しを見比べながら聞いている様子でした。 また、あとがきを読むと“さるかに”の裏側を知るような解説があってとても参考になります。古典もののシリーズのようなので、他の作品も是非読んでみたいと思います。 他の“かるかに”と比較して読んで欲しい作品です。
投稿日:2008/08/11
件見つかりました
※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。
しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / ももたろう / 三びきのこぶた / いないいないばあ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは
ぐりとぐら / はらぺこあおむし / バムとケロ / こびとづかん / はじめてのおつかい / そらまめくん / 谷川俊太郎 / ちいさなちいさな王様 / いないいないばあ / いやいやえん / スイミー / 飛び出す絵本
2000万人の絵本サイト
「絵本読み放題」「学習まんが読み放題」「なぞなぞ読み放題」「毎日おはなし365」「読みもの読み放題」「絵本ムービー」は、スマホ・タブレットでご利用いただけます。 詳細はこちら
詳細検索