「だんごむしうみへいく」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

松岡さんの昆虫絵本ファンです
すべての虫に名前がふってあるものと、そうでない絵本とが
あるんですが、今回はふっておらず。
その違いはどこにあるのかなぁなんて
思いながら読むのもまた楽しいです。
しかし、松岡さんの好きな虫があるんでしょうか。
松岡さんの他の絵本でも
繰り返し描かれている虫が多いので
息子すでに書いてなくとも分かっていました。
だんごむしはさすが、リアルでかっこいい！
だんごむしの仲間、よく似ている虫もでてきて
こういう違いだったのか！
と私もとっても勉強になりました。
大人も満足ゆく内容です。

最近、昆虫にも興味津々の４歳息子と読みました。
彼は、身近にいるダンゴムシが大好き。

この絵本はダンゴムシやカタツムリが、
カケスやカエル、テントウムシやホタルたちに手伝ってもらって、
海に行き、ダンゴムシの仲間と会うストーリー。
生き物好きには楽しい。

夢中になって読んでいる息子でしたが、途中で
ダンゴムシがえんえん泣いてしまったり、
カタツムリがヒョエーと震えていたりする場面では、
大笑い。
とても楽しかったようです。

今はやりのダイオウグソクムシと会えるのかと思っていたのですが、
フナムシやヘラムシと会っただけでしたが。

今回のだんごむしくんは
かたつむりくんと一緒に海を目指して旅をします。

他の仲間の虫達の協力も得て、川をくだる船を作り、
さあ出発！

でも途中で転覆してしまい、
泳げないかたつむりくんがおぼれてしまいます！

死んじゃった！と思い、お墓までつくりかけるだんごむしくん。
でもお昼ねしてただけだったみたいです（笑）。

絵本の中には自然がいっぱい！
かたつむりやてんとう虫
カケスやマス、カワセミやカモメ、フナムシにヘラムシまで！
川に生息する虫達の様子がとってもリアルに描かれています。
夏休みに川や海に探検に出かけた気分になれるので、
虫好きの男の子には必見の絵本だと思います。

だんごむしが、海にも自分達の仲間が居ると知って旅に出ます。
滝から落ちたり、水の中に入ってしまったり冒険しているシーンが楽しかったです。
海の岩の場所に良くいる、あの虫が仲間だった何て、知りませんでした。

皆さんは知っていましたか？
だんごむしは少しの間なら、水の中も大丈夫のようです。
だんごむしの祖先は海の中からやってきたんですって！
絵が少し虫が苦手な人には気持ち悪く感じるかも知れませんが、身近なだんごむしについて知ることが出来ますよ。