ぼくを うんだのが おかあさんでしょう。
おとうさんは、どうして ぼくの おとうさんなの?
『ぼくとおかあさん』に続いて購入しましたが、最初からきつい質問です。
我が家は、夫がこれを読んでいましたが、「男とは実に頼りなく儚い存在よの〜。」と苦笑いで、寝かしつけてきて私に話していました。
男の子と父のやりとりというのは、こんななのかしら?とはじめ読みましたが、やはりこのくまのお父さんは、あったかくて、気負わず、こどもをしっかり包んでいる、すばらしいお父さんだと思います。
「大切なことは、しっかりと見て、目の中に写しておく」というフレーズが、ジーンときます。カメラやビデオに頼っちゃダメですね。肉眼で、心に焼き付けておかなくっちゃと思いました。
今読み返してみても、良書だと思います。
やはり、最後のページも大好きです。