「コブタくんもうなかないで」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

５歳と３歳の子供に図書館で借りて、読んであげました。

宮西達也さんの絵に惹かれて、読んだのですが、読みながら、うるっとしてしまいました。
友達って、本当に良いなと思えるお話し。

春から幼稚園に入り、お友達が沢山出来た息子。
このお話しに出てくる様な素敵なお付き合いが出来る友達になっていって欲しいな、と母は思います。

宮西さんの絵なので読んでみましたが
おおきな木が泣き虫な子豚くんに、いつも寄り添っている様は
なんとなく何かの本の焼き直し的な感じがしました。
しかし、お話はとてもほっこりする内容で
なにか勇気がわいてくるような気がする一冊です。

大好きな宮西達也さんの作品なので読みました。
作はかとうようこさんとありましたが、ストーリー自体が宮西作品と言っても過言でないくらい違和感のないものでした。

お話は、泣き虫のコブタクンが木と出会うところから始まります。
木は、コブタクンに同情してくれるのですが、実は木も泣き虫のようなのです。
あまりに木が泣くので、コブタクンの泣き虫がだんだん無くなっていくのですが、逆療法のようで納得できる展開です。
それからコブタクンと木の別れがあるのですが、この展開は、宮西作品そのもので、ジーンとくるシーンです。

宮西さんが描く他のブタの作品は、とにかく楽しいというものなのですが、今回はシリアス系に挑んだという趣です。
読む者に勇気を与えてくれるそんな作品なので、是非読み聞かせして欲しいと思います。

図書館で借りてきました。
息子は大好きな宮西先生の絵本なので大喜び！

泣き虫のコブタくん。
そのコブタくんを想って、優しい木が涙をこぼします。
この木が流す涙の量は半端じゃない（笑）
コブタくんが驚いて涙がとまってしまうくらいの量。
思わず、息子ニコニコ。
笑いながら聞いていました。

終盤は思わず、ぐっとくる内容になっていて、私がホロリ。
涙をこらえて読み続けました。

「感想は？」と息子に聞くと「あ〜楽しかった」とニコニコ。
息子が優しい気持ちをもって育ってくれるといいな〜と思いました。