息子は得田之久さんの絵本が大好きです。
この「むしたちシリーズ」もお気に入り。
かわいらしい虫達が、みんなで音楽会を開こうと、
演奏しようとするのですが、行く先々にはいろんな
トラブルがあってなかなか演奏できなくて・・・
虫たちの目線から描かれた絵がとても良いですね。
虫たちの行く先々のトラブルは、どれもこれも人間が
原因のような感じがして、息子と2人、もっと地球を
大事に、きれいに使わなきゃだめだよね、とお話しました。
小1の息子も、虫たちが空き缶などのごみの近くに集まっている
絵を見て、何かしら感じるところがあったようです。
でも、最後にはきちんと音楽会が開かれます。
家の外で聞こえるあの虫の音も、虫たちがやっと開催した
音楽会の音なのかもしれませんね。そう考えると、
ゆっくりじっくりと虫の音に耳を傾けてやりたくなりました。
この絵本を読んでから、息子はよりいっそう虫の音に反応
するようになりました。