新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ちいさいケーブルカーのメーベル」 7歳のお子さんに読んだ みんなの声

ちいさいケーブルカーのメーベル 作:バージニア・リー・バートン
絵:バージニア・リー・バートン
訳:桂 宥子 石井 桃子
出版社:ペンギン社
税込価格:\1,430
発行日:1980年
ISBN:9784892740114
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,937
みんなの声 総数 20
「ちいさいケーブルカーのメーベル」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

7歳のお子さんに読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 文句なしにオススメ

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    小さい頃、自分が大好きだった「いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう」「ちいさなおうち」「せいめいのれきし」のバージニア・リー・バートンの作品。
    特に「せいめいのれきし」を、夢中になって貪り読んだ記憶が鮮明に残っています。

    この作品は邦訳が1980年なので、読んだことはなかったのですが、一目見てバートンの作品と分かるもの。
    初版自体は1952年。

    「サンフランシスコに、はじめてケーブルカーが走ったのは、1987年8月1日のことでした。」というフレーズで始まるまえがきが奮っています。
    そう、これは、ケーブルカーの歴史を綴り、廃止運動を乗り越えて存続するに至ったケーブルカーをメーブルという主人公を通して描いたものです。
    丁寧に史実に基づいて書かれたお話は、社会的資料として価値のあるもので、バージニア・リー・バートンのその努力に敬意を払わずにいられません。

    その特徴のある色づかいと構図の素晴らしさは見事の一言。
    駅の名前を配置した見開きのページとか、市役所に請願書を提出するために市民が押し寄せるページとかは、誰にも真似出来ない領域のものだと思います。
    文章自体は、彼女の他の作品よりもかなり多くなっているので、読み聞かせの年齢対象が一寸高めになるかも知れません。
    小学校低学年が自分で好んで読むのに向いている作品とも言えそうですが、読み手を虜にするのは間違いありません。

    私自身子供の頃出会っていたら、間違いなく心を奪われたであろう一冊です。
    文句なしにオススメします。

    投稿日:2010/09/23

    参考になりました
    感謝
    1

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「ちいさいケーブルカーのメーベル」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おおきなかぶ ロシアの昔話 / もこ もこもこ / くだもの / はらぺこあおむし / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(20人)

絵本の評価(4.62)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット