桜の本をいろいろと検索しているうちに、絵本ナビで見つけた本です。
絵が「マジョモリ」でお馴染みの早川司寿乃さん。
派手さはないですが、静かな雰囲気の絵がいいなと思っています。
これ一冊で桜のことがいろいろとわかりました。
本州でよく見られているソメイヨシノの品種のルーツって、二つの桜が元になっているんですね。
沖縄にはソメイヨシノはないのだそうです。知りませんでした。
吉野山の桜はヤマザクラ。「花は桜」と、古文で習いましたが、私たちが今見ているソメイヨシノではなくて、ヤマザクラをはるか昔の人たちはめでてたんですね。
桜の時期になると、日本人の遺伝子がうずきます。
咲いている時期が短くてあっという間に散ってしまうというのも、切ないはかなさがあると思います。
桜について知らなかったことを改めて勉強させてもらいました。桜の時期にぜひ読みたい本だ思います。