子供の頃、特撮ヒーローのウルトラマンシリーズの中で、
ウルトラセブンが一番好きでした。
ウルトラセブンは、どんなにつらくても戦っていました。
悲しみを乗り越えて、苦しさに負けないで戦っていました。
それは、愛する人がいたから・・・
作者の宮西達也さんは、そんな姿を、
大人になって、自分とダブらせて、この作品が出来ました。
この「おとうさんはウルトラマン」シリーズの中でも、
やはり、この絵本が一番気に入っています。
我が家には娘がいるせいでしょうか。
父と娘ならではの様々なエピソードに、
うんうんと、ひとり納得しながら読みました。
パパのおしえは、優しい人になること。
パパは、娘といつまでも一緒にいれることが嬉しい。
パパは、娘にだけは「きらい!」と言われたくない。
パパは、だますこと、うそをつくとこを許さない。
娘に対する深い愛情が、あちこちに感じられて、
ほろりとさせられます。
一番好きなエピソードは、「パパのありがとう」。
パパは、いつも「ありがとう」を忘れない。
綺麗に咲いたお花にも、ごはんを食べる時も、
小鳥たちやともだちにも、
そして、生まれてきてくれた娘に対しても、
パパは、ありがとうを忘れない。
自分の娘に、一番伝えたいこと。
「ありがとう」という言葉は、自分も相手も優しい気持ちになります。
感謝の気持ちを忘れない大人になってほしいと思います。
そして、いつも見守ってくれるパパ(おとうさん)に、
ありがとう!
もうすぐ、主人の誕生日。
日頃の感謝を込めて、「ありがとう!」を伝えたいと思います。