ネットの時代ですね。
扉絵にハムスターが、ネットで世のハムスターたちへ特別企画として“寝るまでの10分旅行”を呼びかけています。
このハムスターは、男の子に飼われているようです。
男の子のおとうさんが、「あと10ぷんでねるじかーん」というところから始まります。
そんな時間なのに、男の子とハムスターくんは窓の外の来客を待っています。
やって来ました、10匹の子ども連れのご一行様。
子どもたちは、番号付きのボーダーニットを来ています。
ページをめくる毎に、1分経過。
どのページも、10匹のハムスターの子どもたちの動きが面白いんです。
男の子は、歯を磨き、パジャマに着替え、おやすみ前の絵本を読んでいます。それが、この絵本なんです。同じのを読んでいてビックリ!
と、窓の外にさらに団体さんの来客が…。
おとうさんの声は「あと4分で…。」なのに…。
『えっ、いいのこれ以上お客さんを招いちゃって。』って思いつつページを進と、すごい数のハムスター。
「あと、1分で…。」のページに、「うわ〜、ハムスターのリゾート地みたい。」と息子。
10匹の子ども連れのご一行様は1泊するようです。
ハムスターのママが、11の番号のついたボーダーニットを編んでいるのを見て、ニッコリしてしまいました。
隅々、見て楽しめる絵本です。
個性豊かなハムスターのこどもたちを、1匹1匹観察して見てください。