絵本なのに、キルティングのような柔らかさを感じるイラスト。
まるで詩のようにスーッと心に言葉がしみこんでいくような感覚を覚えました。
とても描写が温かく、実話を絵本にされたと聞いて納得です。最後のあとがきを読んで、この一冊が家族の思いが込められていることを知り、より素敵な絵本に出会えた気がしました。
障がいを持っているお子さんをお持ちの方もそうでない方、それぞれの感じ方があるでしょうが、みんな違ってみんないいということを再認識します。
一人の人間として、決めつけた見方をしてはいないか?
自分の人の見方も偏っていなかったか・・色々反省しながら読みました。
英訳は長男さんがつけたのだそうです。
世界中の人に読んでもらいたい。そんな気持ちが伝わってきます。