しらゆきとべにばらは、お母さんと3人で仲良く暮らしていました。ある冬の日、凍えそうになった大きな黒いクマが火にあたらせてほしいとやって来ました。二人の娘は、そのクマと仲良くなるのですが、春になると…。
こちらの作品は、『グリム童話集』の一編(161番)で、初版、再版にはなく、第3版で初めて収録されたお話だそうです(o^_^o)
庭に咲いた赤と白の美しい2本の薔薇に因んで、2人の娘の名前は、べにばらとしらゆき(o^_^o)
心優しく親切で働き者の娘達は、動物であっても、恩知らずの小人であっても、見返りなど決して期待せず手助けする姿に心が洗われます(o^_^o)
こういった夢のある作品は、安心して読む事が出来、いつまでも心に残る名作となる事でしょう(o^_^o)赤い薔薇と白い薔薇を見ると、この2人の清らかな娘達を思い出してしまいそうな程、素敵な作品でございました(*^o^*) 女の子におすすめの作品でございます。