カラフルな表紙に惹かれて手に取りました。
息子は乗り物の絵本ばかり読みたがるのですが、
「おばけ」も好きなので、モンスターが主人公なら興味を持ってくれるかなと思って。
まず、この絵本にはモンスターのキャラクターがたくさん登場します。
息子はいろんなモンスターがいる、というところが楽しいみたいで、物語が進んでも、冒頭のキャラクター説明のページに戻っては、「これはパフ」「これはシトロン」と確認しながら読んでいます。
そのせいか、何度も読むうちに、私よりキャラクターに詳しくなっていました。
内容は、モンスターたちがケーキを作る話ですが
ちょうど最近、息子と一緒に週末にパンケーキを作ることがあったので
たまごを割ったり、牛乳を入れて混ぜる、というところは、息子にもリアルに伝わって、一緒に「まぜまぜ」とジェスチャーで遊んでいます。
さいごの「すきなものをすきなだけ!」という1文がいいですね。
絵がとにかくカラフルで、細かいところまで描きこまれているのがいいと思います。
マーケットで買い物をするシーン、できあがってケーキがずらりと並ぶシーンは
親の私もテンションが上がります。
息子は絵を触りながら、あぐあぐ、もぐもぐ、と食べるまね。その気持ち私もわかる!と思わず親子で食べくらべ競争です。
自分が子どものころにこういう絵本があったら、ずーっと飽きずに見ているだろうなあと思うような絵本。
最初はちょっと女の子向きかな?と思っていましたが、息子も気に入っているようで、最近は「ケーキ食べよっか?」といって、そのページから見ることも。
ふたりのお気に入りの絵本になりました。