「かこさとしおはなしのえほん」シリーズ(全10巻)の中でも
特に気に入っている1冊。
カラスの町のパン屋さん夫婦と4羽の子どもたちが考えた
素敵におもしろいパンが大評判…
文章はテンポが良く、カラスたちの会話も生き生きとしているから
読み聞かせにぴったり。
とはいっても無理にそのまま読まなくても大丈夫…
子どもと一緒に新しいパンを考えたり、絵を見ながらあれこれ
脱線するのも楽しい…
素朴な水彩画で圧倒的にたくさん描かれたカラスたちや
色々な形のパンたち…かこさとしの絵本はどれも子どもが喜び、楽しむ視点がある。
それがすばらしい
作者の理系キャリアから生まれた知識絵本もまたいいのだが、
それはまた別な話…