とっても楽しい絵本です。
少ない文章、それゆえに、空想が広がっていく気がします。
それぞれのコブタちゃんが、「こんな夢がどう?」と言った後で、「あーで、こーで、こーなって・・・」と楽しそうに説明する声が聞こえるような気がするのです。
我が子達は、どのコブタちゃんがしゃべっているのか、絵を見て、確かめながら、ページをめくっていました。
「この夢の中のこれはね、このページのここにあるおもちゃなんだよ。」と、楽しそうに話してくれました。そして「わには、どこでしょう?」と質問までしてくれました。
私は、どのコブタちゃんが、そんな夢が好きなのだろうと、母親の目から、それぞれの個性をのぞいて楽しみました。なんと、一緒に寝ているぬいぐるみが、それぞれの夢と関係してるんですね。
それぞれ夢の中に、ちゃんと5匹のコブタちゃんが、現れてるかな? なんて、探しながら見るのも楽しいです。
(一ページだけ、5匹いないのがあるのですが、大好きな妖精さんになってるのかな?)
子供と一緒に話しながら楽しめる素敵な絵本です。