表紙をめくると現われるのが、色々な「青」のパレット。
こなゆきいろ、マシュマロいろ、うさぎのしっぽいろ…沢山の青とその色につけられた名前にワクワクします。
そして。
お日さまが沈んだ直後の薄い青の時間から、闇に覆われる濃い青の時間まで、ページいっぱいに世界中の青い生きものたちが描かれていきます。
どのページもひたすら美しく、全てのページを額にいれて壁に飾りたいぐらい。
あとは、ページ(紙)の手触り。上質の画用紙のような、ずっしりザラリとした感じが、とてもいいです。
巻末の作者紹介によると、ワークショップを行っているとのこと。到底難しいだろうけど、でも、子どもと一緒に出てみたいなぁ…と思いました。
ただただ、生きものの青に浸れる、一冊。