個人的にタツノオトシゴが好きなので、ただそれだけで借りてしまいました。
でも、表紙のタツノオトシゴのとうさんは、とても色鮮やかで素敵なのです。こんな素敵なタツノオトシゴのお話なら、ファンとしては、なんとしても読まなくちゃあいけません。
さて、お話ですが、表紙に負けず劣らず楽しいものでした。
タツノオトシゴのとうさんが出会ういろいろな魚たちは、同じように卵育て・子育てに頑張っていますし、とうさんが知らずにすれ違う、隠れている魚たちも、色鮮やかできれいです。隠れている仕掛けもキラキラと色鮮やかです。
次男が結構喜んで、この仕掛けをめくったり戻したりしていました。
それにしても、とうさんが出会う卵育て・子育てをしている魚たちは、すべて“とうさん”なのです。
魚のとうさんたちは、子育てに協力的なのですね。
ぜひお父さん方に読み聞かせしてもらいたい本です。