ひよよが落とし物をした自転車のトリを追いかける、というお話です。
これは迷路みたいに道をひよよと一緒にたどっていくという趣向になっていて、二度おいしい絵本だと思います。
分かれ道に差し掛かると「どっち?」となるのですが、ちゃんと次ページでお友達が教えてくれます。
それにしても、こんなに遠くまで落とし物を届けようと頑張るひよよはあっぱれです。
最後にやっと渡せた時も、「おとしものだよー。」と言うのみ。
持ち主に渡せた、ただもうそれだけで達成感を得られるのでしょうね。
ピュアな心、見習いたいなぁと思いました。