今年、子どもが初めて漢検を受けました。
その漢検にこんな可愛いキャラクターがいたのですね。
最初はウサギかと思いましたが、なんと宇宙人のようでビックリ!
頭の「10」は何だろうと思いましたが、「1日10分」という学習時間と知り、なるほどと思いました。
漢検の絵本ということで、色んな漢字が登場するのかと思いきや、「手」の一文字のみ。
でも、その「手」の色々なエピソードを読むことで、そこに込められた沢山の心温まる想いを感じることが出来ました。
文章も、漢字が使われているのは「手」の一字だけ。きっと初めて漢字に出会うお子さんにも、印象深く残ると思いました。
いちまるたちの住む世界と、私たちが住む地球の世界を結んでいるのは、「手」と書かれたドアでした。
そのドアはきっと、私たち一人一人の「手」の思い出へとつながっています。
子どもが生まれたばかりの頃。
その小さな手はいつもギュッと握られていて、開くといつも綿ぼこりがいっぱい(笑)
でもその手のひらの中には、沢山の夢や希望が詰まっていたね。
お話の他にも、かくれいちまるを探したり、自分の手を書いてみるページがあったりと、親子で楽しく読める絵本です。