てんぐちゃんの持ってるものをみて、
てんぐちゃんみたいなものがほしいと思うだるまちゃん。
家に帰って「うちわがほしいよ〜」というと、
お父さんはいっぱいうちわを出してくれるけれど、
どれも、ちょっと違います。
いろんなうちわや、帽子が出てきて、
それを見てるだけでもとっても面白い!
「ぼくはこれ」「おかあちゃんはこれね」
と息子もいろいろ指差して楽しんでます。
でも、だるまちゃんがほしいのは「てんぐちゃんみたいなもの」
だから、だるまちゃんは一生懸命考えて、
いいものを思いつきます。
ちゃんとそのヒントが絵の中に隠れてるので、
それを見つけるのも楽しみの一つ。
「おお、そうきたか〜!」なんて思うものも。
子供ってこうやって自分で想像して大人じゃおもいつかないようなものを作ったりするんだね。
手作りだから代用品だから恥ずかしいんじゃなくて、
自分で考えて作ったものだから、素敵♪
そんなふうに感じてもらえたらいいな〜。
お友達の持っているものが何でもほしい時期の子供。
毎回ダダをこねては親を困らせたりします。
幸いというか、今のところまだ息子はそんなことはいいませんが、
いつかやってくるその気持ちに、怒るだけじゃなくて、
だるまどんのように、応えてやることができるかしら?
ただ物を与えるのではなくて、どうしたらいいか考える手助けができるといいな。
それにしても、てんぐちゃんは本当にいい子ですね。
普通なら、だるまちゃんが何でもまねをしたら、
怒りますよね。
なのに、怒るどころか、「すてきだね」ってほめてあげられるなんて!