外国の絵本らしい優しいイラストにまず惹かれました。
そして主人公のエリオット。小さな象なだけでなく、水玉模様。なんだかそれだけでも可愛くて、お話の世界に吸い込まれました。
小さな体では気がついてもらえなかったり、大好きなカップケーキも買えなくて不自由なことも多いのだけれど・・でも自分よりも小さなネズミと出会うことで変わります。
この絵本の中では、大切なものを得た時、読み手には間接的にエリオットの気持ちが書かれています。
せかいいち せのたかい ぞうに なったような きぶん
この一文に、エリオットの小さな自分を認めるような前向きな気持ちが見えてきた気がしました。
そんなことも感じながら読むと、より素敵な絵本だと感じることができると思います。
最後の終わり方も素敵!
もっといいもの・・
えられて良かったです。
心があったまる絵本でした。