中川ひろたかさんが翻訳されています。
〜言葉をまだ話せない小さな男の子トリクシー。あららら、大切なうさぎさん(のぬいぐるみ)がどこかへ消えちゃった。あ、え〜と、こういうときどう言えばいいのかな。。。〜
モノクロ写真にイラストを載せた展開でお話が進みます。舞台がアメリカだけあって出てくるお家、コインランドリーなど全てが私たちにあまり馴染みの無いものが多いです。アメリカの雰囲気をちょっぴり味わえます。
伝えたいんだけど、どうしたらいいのかわからない。言葉が話せない子供世代だけでなくても誰にだってあることですよね。伝えたい、伝わらない。このもどかしさを面白おかしく上手に表現してあり「あぁ分かる分かる」とうなずきながら読めました。