月刊かがくのとも第385号です。一人で地面に絵を描いて遊んでいるいっちゃんのところに、にのちゃんが「ぼくもいれてよ!」とやってきました。こうして「いれて!」と人数が増えるに従って外での遊びが変わって行きます。私の世代には懐かしい遊びばかり。でも現代はこのように遊べる場所と時間と仲間が少なくなっています。遊びを教える時代になったといわれていますが、知らないよりは知っている方がいいし、やったことがないよりはやったことがあるほうがいい。だから保育者のたまごたちには伝えます。時には教えます。「いれて!」ということばとともに仲間とたくさん遊んで豊かな子ども時代を過ごしてもらうために。
【事務局注:このレビューは、「わたしも いれて!」 かがくのとも2004年1月号 に寄せられたものです。】