この本に出会ったのは最近ですが、とても驚きました。読み聞かせの定番の本で、特に意識していなかったのですが、1912年に描かれた絵本なのです。
スウェーデンのエルサ・ベスコフの作ですが、今から100年ほど前ごろに自分の親から聞いていたお話を、絵本にしていたようです。時を越えて読み継がれている絵本のすばらしさに、本当に驚きました。
この驚きをぜひ知ってもらいたくて、6年生の朝読書で読みました。絵本を読む前に
「この本は1912年に描かれた絵本です。」
と前置きをして
「今の皆さんの暮らしとは少し違う暮らし方が描かれています」
と補足をして読みました。
すると、さすが6年生!私が感じた驚きと同じ驚きを見せてくれました。思わず(やった〜)と心でつぶやきながら読みました。
その後、図書室でエルサ・ベスコフの絵本を探している6年生を見かけて本当にうれしかったです。