よく知っているお話ですが、ツヴェルガーさんは対象年齢を引き上げて、ハイグレードな絵本に仕上げています。
四ひきの動物たちの可哀想な状況にを描いている一方で、不思議な計算式が絵に埋め込まれています。
飼い主は、その不思議な計算をして、動物たちを厄介者と答を出したのでしょうか?
泥棒たちの家を襲撃(?)する際も、フォーメーションを計算。
不思議な面白味を加えた絵本です。
読み聞かせには向かないかも知れないけれど、「ブレーメンの音楽隊」なら知ってるよと、あまり興味を示さない子どものリアクションを期待できるかと思います。