小学生でも低学年だったら、読める幼年童話です。
でっかいねずみ?ちっちゃなライオン?って、はじめは疑問だらけでしたが、もしもこういったことが起こったらって考えるだけでも楽しくなりました。
変身したねずみとライオンがそれぞれにもつ人間に対する印象っていうのが、読んでいておもしろかったです。また、ねずみとライオンを見た人間の反応も、自分と照らし合わせたりして楽しかったですね。
この本にでてくるねずみやライオンのように、動物たちは人間の世界を見てみたいって思ってるのかな?動物が思うほど、人間の生活はすてきではないかもなあ。逆に人間のほうが動物たちにあこがれているところが多々あるような。そんな想像をふくらましながら読みました。