相変わらず、斉藤さんの「ペンギン・シリーズ」は笑えます。
どんなバージョンになっても、一番前の双眼鏡を持っているやつが団長で、そのすぐ後ろにいるのが副団長。
この副団長はペンギンたちがなんであるかで、持ち物が変わってきますが、その職業(?)になくてはならない大事なものを持っています。
副団長のすぐ後ろにいるのが副副団長。副副団長も、副団長に持てないけれど、そのほかに必要なものを持っていて、そのあとに続く残り47匹のペンギンたちは団員です。
今回は応援団ということで、ペンギンらしい(?)三三七拍子が読んでいて面白かったですね〜。
ペンギンたちに応援された動物たちが、彼らをマネて、故郷へ帰っていくペンギンたちを応援するラストも、良かったです。
また、高畠さんの描く白クマが、いい味が出ていました。
やはり、字の大きい児童書なので、低学年のお子さんが、楽しく読めるシリーズの一つだと思います。