息子と私が今はまっているシリーズです。
たいちょうとふくたいちょうが出てくると、息子はすかさず「ふくふくたいちょう」と言います。
毎回、行く場所が違うだけで、やっていることは大体同じ。でもそれが安心して読めるみたいで。
この50羽のペンギンたち。いつもお騒がせというのか、原住民ならぬそこに住んでいる動物たちの心を時に悩ませ、時にざわつかせていくのです。
先日、高畠純さんのお話を聞くことができて、高畠さんの好きな色は、青と黒と白とおっしゃっていて、今回の本にはその色がふんだんに使われているので、一層興味深く読みました。
このペンギンたち、怖いものしらずなのか、クジラの背を船代わりに使ってしまうところが、すごいなあと思いました。
さて、今回は何を観測に?飄々としたペンギンたちの行動が笑いを誘うおもしろいお話です。