絵本クラブや児童書の紹介でよく見かける本です。
毎日スリッパを靴代わりにしているスロゲットさん。新しいスリッパは、魔法のスリッパでした。
スロゲットさん、おじいさんということもあるのでしょうけれど、魔法のスリッパを手に入れても、小欲であることに、好感を持ちました。
何でもできるのでしょうけれど、孫のような逆立ちするのが微笑ましいです。
子どもだったら、この魔法のスリッパで、何をしようかなあと想像が働くのではないでしょうか。
息子もほしくなったよです。
私は、スリッパの使い道よりも、スロゲットさんと奥さんの会話があまりにリアルで苦笑してしまいました。
奥さんは結構辛口なんです。長く暮らした夫婦ってこんな風だろうと別のところで共感してしまいました。
文量がありますので、一人読みというよりは、大人が読み聞かせしてあげてほしいと思います。