この絵本が我が家にやってきたのは娘が4才の時でした。
叔母から譲っていただき、自宅で娘に読んであげた後、
何気なく見たら1980年 第36刷と記載してありました。
私が生まれたのが1975年、叔母の第1子が生まれたのが1974年、
そして、叔母の第2子が生まれたのが1976年。。。
そう、この絵本は叔母が自分の子どものために購入したものでした。
そして、この絵本は叔母の姉妹の子どものところにも
遊びに行ってきていたようで、長〜い間、たくさんの子どもたちの
笑顔を見てきた絵本なのです。
その絵本が今度は私の娘のところにも遊びに来てくれたのです。
その事がわかった時、とても愛おしい絵本だと感じました。
そして、母となった私が娘に読んであげた時。。。
娘は大きな足跡、大きな長靴、マント、えりまき、帽子、
手袋が誰の物なのか、ワクワクしながら聞き入り、
サンタさんだとわかった時の娘の笑顔。。。
今でも私が子どもの時に読んでもらった時の気持ち、
娘の笑顔が忘れる事ができない思い出の1冊です。
クリスマスの時期にピッタリの素敵な絵本です。